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帰ってきたyokeのブログ。JR東海運用情報の更新情報も兼ねています。
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2011年05月24日

平成25年春・交通系ICカード10種が相互利用で合意

各地で様々な種類がある交通系ICカード(電子マネー)。これを相互に利用しようとする動きがありましたが、平成25年春に相互利用を開始することで、正式な合意がなされました(ニュースリリース、JR東海名古屋市交通局名鉄)。余談ですが、ニュースリリースにはmanaca発行枚数が3月末に107万枚に達したことも示されています。

さて、相互利用の対象となるのは、下の表の10種です。

平成25年春に相互利用を開始する交通系ICカード
  北海道 東日本
関東
東海 西日本
関西
九州
JR系 Kitaca Suica TOICA ICOCA SUGOCA
公営交通
私鉄系
- PASMO manaca PiTaPa nimoca
はやかけん

主要なカードは、ほぼすべて相互利用可能といったところでしょうか。これで、カードを何枚も持たなくてよい、枚数超過エラーに悩まされることもない、と喜んでいる方も多いでしょう。

しかし、本当にそうでしょうか。実はまだ問題が残っています。それはカードごとの特典まで相互に利用できるのか?という点です。

交通系ICカードとポイント制度

私はTOICA・manaca・PiTaPaの3枚を持ち歩いています。通勤はJRと地下鉄で、JRはTOICA定期ですが、地下鉄はmanacaをチャージで乗ります。JR東海と名古屋市交通局は、平成25年春から連絡定期も1枚のIC乗車券に載せられますが、私の場合はJRだけの定期なので、まずTOICAを持つ必要があります。地下鉄はマイレージポイントがあるのでmanaca使用。PiTaPaは割引があるので手放せません。

PiTaPaはともかく、JRは定期・地下鉄はチャージでという人は多いでしょうから、各ICカードの特典まで共用できないと、相互利用が本格的に始まっても、簡単にカードを1枚にするのは難しいことになります。

下の表に、鉄道利用でポイントが貯まる交通系ICカードとその仕組みをまとめてみました。割引制度のPiTaPaは仕組みがまったく異なるので、表に入れていません。また、オートチャージ等のポイントは含めていません。

鉄道利用時のポイント
カード 利用額×還元率 ボーナス
ポイント
全額に還元率を
かけるタイプ
超過分のみに
還元するタイプ
足切り
manaca
(名古屋市交)
利用額により
10~13%
- 2000円未満 -
manaca
(名鉄)
利用回数により
3%~6%
利用額により
2%~8%
10回以下
2500円未満
-
manaca
(豊橋鉄道)
利用回数により
1%~5%
- 10回以下 -
SUGOCA
(JR九州)
1%
(定率)
- なし -
nimoca
(西鉄)
- 利用回数により
1%~3%
なし -
はやかけん
(福岡市交)
2%
(定率)
- なし 4段階
最大500p
  • 全額を還元率にかけるタイプ - 所定の利用額・利用回数を超えると、利用額全額に還元率をかけてポイントが算出されるタイプ。
  • 超過分のみに還元するタイプ - 所定の利用額・利用回数を超えた分だけが、ポイントの算出基準となるタイプ。得られるポイントは、表記の還元率より低くなるのが一般的。
  • 足切り - その利用額・利用ポイントに達しないと、ポイントが付かない。
  • 参考 - manaca グラフで見るマイレージポイント

数ある交通系ICカードでも、電車に乗ってポイントが貯まるのは、manacaと九州の3種のカードに限られます。manacaはまだ相互利用が行われていませんが、SUGOCA・nimoca・はやかけんは相互に利用が可能で、Suicaとも相互利用可能です。しかし、ポイント制度までは共用していないんですね。SUGOCAで西鉄に乗ってもポイントは貯まらず、はやかけんでJR九州に乗ってもポイントの対象外。もちろん、Suicaで電車に乗ってポイントが付くことはありません。

バスのポイント制度

ついでですから、バスのポイント制度もまとめてみました。電車では何のポイントもないPASMOですが、バス利用になるとバス特という結構なポイントが得られます。還元率は5000円以上なら17%。額面上はmanacaの名古屋市交通局を凌ぐ還元率です。

このPASMOのバス特ですが、さきほどとは異なり、相互利用可能なSuicaでもポイントが貯まります。

こうやって考えると、ひょっとしてTOICAでもマイレージポイント?とも思うのですが、SUGOCAやnimocaのこともあるので、何とも言えませんね。どうなるんでしょ^^;

バス利用時のポイント
カード 利用額×還元率 ボーナス
ポイント
備考
全額に還元率を
かけるタイプ
足切り
manaca
(名古屋市交)
利用額により
10~13%
2000円未満 - 昼間休日は30%
地下鉄と合算
manaca
(名鉄バス)
2%
(定率)
なし 3段階
最大300p
-
PASMO・Suica
(バス特)
利用額により
10%~17%
1000円未満 - 1万円以上で
リセット
nimoca
(西鉄バス)
2%
(定率)
なし 2000円ごと
にあり
-

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特典
地下鉄は一般的に定期運賃が高いのですが、名古屋の場合は短距離の割引率が特に低いので、どうしてもSF利用に走ってしまう感じですね(その代わり長距離だと他都市よりも割引率が高いのですが)。

>それはカードごとの特典まで相互に利用できるのか?という点です。
地下鉄orあおなみ+市バス、名鉄電車+名鉄バスを乗り継いだ場合の割引については、TOICA(というかmanaca以外のICカード)にも適用されるとみています。
ただ、マイレージは無理でしょうね。

>バス得
私も数回バス得がついたことがありますが、1ヶ月に1000円以上の利用はなかなかしにくいというか。
月に5回も路線バスに乗ること自体が少ないので。
東京の都心部の場合、多少歩いてもJRや地下鉄の駅へ向かってしまいます。
あと、バス得の他に、都バスを90分以内で乗り継いだ時(同じ系統を90分以内で往復した場合を含む)、2乗車目の運賃は半額(100円)になります。
頻繁にバスに乗る人にとってはお得でしょう。

まあ、今は私はTOICAを保有してませんが、やはり何かしらのポイントは考えてもいいのではないかと思いますね。
ヒマジンさん / 2011/05/25(Wed) /
ポイント
>名古屋の場合は短距離の割引率が特に低いので、どうしてもSF利用に走ってしまう感じですね。

そうですね。
地下鉄やバスはだいたいそういう傾向にありますね。

>その代わり長距離だと他都市よりも割引率が高いのですが

そうなんですね。
12月12日の記事でも書いたのですが、4区とかになると、週休二日の人でも定期で十分に元が取れます。
http://yoke4000.blog.shinobi.jp/Entry/5/

>バス特
バス特もどちらかといえば、通勤でバスを使う人が対象でしょうね。
ところで、ネット情報をいろいろ見ていると、バス特のポイントがなかなか付かないみたいな不満も寄せられています。バス特の場合、勝手にポイントが使われてしまうので、所定額に達しない、おかげでポイントが付かないってなことみたいです。
manacaは、ポイントの引き出しが任意ですから、手間とは言え、この方がいいのかもしれませんね。
ただ、ポイントなんてものより、PiTaPaみたいに素直に割り引いてもらった方がベターなのは間違いありません。
yokeさん / 2011/05/26(Thu) /
ポイント制は
バス特(「得」ではなかったですね)もそうですが、manacaの名古屋市交分も金額による判定ですから、短距離区間の人は損ですよね。
というか、2000円基準は少しハードル高過ぎではないかと。たとえば週1で名駅~栄をカルチャースクールに通うために往復しているという人だと、月4回だと月額2000円に達せずポイントがつかないわけで、せめて1500円に下げられないものでしょうか。
逆に高額乗車の人は、わずかな回数の乗車でポイントが付くことも。
回数券の代わりと考えると、やや不公平かなと感じます。
かといって、回数制を併用している名鉄の場合は、ポイント自体が低いので、これはこれで不満なのですが(笑)

バス特に引き継がれた東京地区のバス回数券は、昨年の10月末で通用停止になりました。
しかし、通用停止直前まで回数券の利用者はかなり多く、時々バスに乗っても、ICでの乗車の割合は電車ほどは高くなかったです。回数券の買いだめをしていた人が多かったようですね。
帰省して市バスに乗ると、もう既に半数以上がmanacaを使っているのを見てちょっと驚きでもあります。
「お得感」に敏感なのは、実は東京も同じなんですよね。
ヒマジンさん / 2011/05/29(Sun) /
ポイントは見直しもありか
>manacaの名古屋市交分も金額による判定ですから、短距離区間の人は損ですよね。

名古屋市バスで比較的良心的なのは、地下鉄料金と合算した料金でポイントを定めるところです。市バスのほかに地下鉄も数回使えば、それぞれが2000円行かなくても、付与しましょうというところです。
2000円の足切り、大阪市営地下鉄も以前はそうだったのですが、いまはPiTaPaで乗ると1回目から1割引になります。
券売機や改札機の運用維持コストを考えると、2000円の足切りは見直されるかもしれません。
yokeさん / 2011/06/04(Sat) /
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