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帰ってきたyokeのブログ。JR東海運用情報の更新情報も兼ねています。
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2015年12月31日

みなさん、大変ご無沙汰しております。しばらく前になりますが、JRの2016年3月ダイヤ改正概要が発表となりました。JR東海のプレスリリースはこちら。

改正日は3月26日で例年より少々遅いですが、北海道新幹線開業に合わせたものでしょうか。また、ダイヤそのものは小振りな改正ですが、車両運用についてエポックが目立ちます。

改正の概要

改正の主な内容はプレスリリースPDFの1枚目に書かれていますが、これだけでは読み切れない内容があるので、ちょっとアレンジしてみました。

  • 名松線の不通区間(家城~伊勢奥津)が6年半ぶりに運転再開
  • 紀勢線・参宮線の普通列車がすべてキハ25・キハ75形に(キハ40置き換え完了)
  • JR西日本との車両乗り入れ見直し
    • 特急しなの大阪乗り入れ廃止。すべて名古屋発着に。
    • 早朝深夜の大垣~大阪方面直通運用を廃止
  • 夜間の米原~大垣3往復を名古屋方面に直通化
  • 東海道線普通列車・武豊線直通列車をちょっとだけ増発

とくに目を引くのが特急しなのの大阪乗り入れ廃止で、すでにネットではニュースとして取り上げられています。また、早朝深夜に大垣まで乗り入れていたJR西日本の223系等が乗り入れをやめるなど、気動車の更新完了と合わせてJR東海の車両の画一化が加速していますね。

名松線 家城~伊勢奥津間 運転再開

ながらく不通であった名松線の家城~伊勢奥津の営業運転が再開となります。

名松線は松阪と伊勢奥津を結ぶ路線ですが、2009年10月の台風により線路が被災。松阪~家城の折り返し運転となり、家城~伊勢奥津間はバス代行運転が行われていました。

安全運行が確保できないとの理由で当面はバス代行を継続すると発表され、利用客の少ない区間であることから廃止の可能性も示唆されました。しかし、地元自治体が治山工事を行うことで、JR東海も復旧へ進路変更。実に6年半ぶりの運転再開となりました。

運転再開後のダイヤもリリースに掲載されています。車両はキハ11形300番台(2行路)と思われますが、朝に限り家城で乗り換えとなっていること、現行のダイヤでは2両編成で紀勢線への直通列車があることなどから、朝はキハ25形も走るかもしれませんね。

紀勢線・参宮線の普通列車がすべてキハ25・キハ75形に

このブログで再三お届けしてきましたが、JR東海では旧型気動車の置き換えを2014年度から実施しています。武豊線の電化で捻出するキハ75・キハ25形(1次車)、およびキハ25形2次車の新製により、キハ40系・キハ11形(300番台を除く)を淘汰するものです。

すでに、高山線・太多線系統では2015年7月にすべての置き換えが完了。その後、紀勢線・参宮線系統にもキハ25の新製投入が続き、この12月には多気~新宮間からキハ40系が撤退しています。

そしてダイヤ改正では、残る亀山~鳥羽間のキハ40系の置き換えが完了するというわけです。以下は、以前の記事で想定した、置換え前と後の気動車総数の比較表です。当時の想定のまま推移するようです。

JR東海 気動車配置数の変更想定
形式平成26年3月
(2014年)
平成28年3月
(2016年)
キハ85系 80両 80両
キハ75形 40両 40両
キハ25形 10両 62両
キハ11形0番台 9両 -
キハ11形100番台 23両 -
キハ11形200番台 2両 -
キハ11形300番台 6両 6両
キハ40形 14両 -
キハ47形 5両 -
キハ48形 40両 -
キヤ95系 6両 6両
キヤ97系 21両 21両
合計 256両 215両

さて、各気動車区の配置想定を見てみましょう。JR東海の気動車区は、名古屋(海ナコ)・美濃太田(海ミオ)・伊勢(海イセ)の3つがありましたが、来春伊勢区は名古屋区に統合されて廃止となる予定です。したがって、紀勢線・参宮線系統の気動車は名古屋区持ちとなります。

気動車更新完了後(平成28年3月)の配置想定
形式名古屋美濃太田合計
キハ85系 80両 - 80両
キハ75形 一般 16両 6両 22両
ワンマン* - 18両 18両
キハ25形 0代 - 10両 10両
1000代 8両 16両 24両
1500代 28両** - 28両
キハ11形 300番台 6両 - 6両
キヤ95系 6両 - 6両
キヤ97系 8両 13両 21両
合計 152両 63両 215両
* キハ75ワンマンは改造車を含む
** キハ25-1500代は12月末現在で22両。

ところで、リリースには「すべてキハ75・キハ25形に」とありますが、大半の普通列車はキハ25(ロングシート)と考えられます。キハ75は美濃太田へ半分以上が転属しており、快速みえの運用で手一杯。土休日には美濃太田からの応援を仰いでいるほどです。一部時間帯での参宮線の間合い運用はあると思いますが、紀勢線多気以南でのキハ75定期運用はまずないでしょう。

また、キハ11形300番台は、リリースの発表から考えて名松線限定運用と考えられます。なお、200番台の廃車にともない東海交通事業 城北線でも使用されています。

JR西日本との乗り入れ見直し

現在、JR東海から大阪方面への直通列車として、特急ひだ(大阪~高山)と特急しなの(大阪~長野)が1往復ずつ設定されていますが、このうち特急しなのの大阪乗り入れがなくなり、しなのはすべて名古屋発着となります。

乗り換えなしで大阪方面から長野方面へ直通する列車として設定されていましたが、新幹線が並行して走る区間でもあり、近年の当該区間乗車率は2割程度だったとのこと。廃止やむなしでしょうね。そういえば、特急しらさぎの名古屋~米原間も年々乗車率が下がっています。米原以北はそこそこの乗車率があるので、急ぐ客が増えているのでしょう。

また、早朝深夜に大阪方面と直通していた大垣発着の普通列車3往復が直通運転を廃止します。この列車にはJR西日本の223系等が使用されており、しなのの乗り入れと車両使用料相殺の意味合いがあったとも思われますが、合わせて廃止としたものと思われます。

その代わり、夜間の米原~大垣折り返し列車3往復が、名古屋まで直通する快速に改められることになっています。これに合わせ、ホームライナー関ヶ原が大垣までの運転に縮小されます。

武豊線関連・その他

2015年3月に電化がなされた武豊線。前回の改正では、夕方時間帯の直通運転拡大・増発がなされました。

今回の改正では、夕方時間帯に1本直通の区間快速(武豊行)を増発。また、大府で新快速との乗り換えが必要だった列車については、同一ホーム乗り換えとして待ち時間を短縮(8分→2分)としています。

このほか、朝時間帯には岡崎~共和間で普通列車を1本増発するとのことです。


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名松線について
キハ11ー300は6両ありますが城北線に2両行って1両は城北線と名松線の共通予備と考えますと名松線で使えるのは残り3両しかありません。
名松線の新ダイヤでは朝ラッシュ時間帯に家城を境に松阪側と伊勢奥津側でそれぞれ折り返し運転になっていますので前者を2両編成(平日のみ)、後者を単行で走らせれば事足ります。
名松線はキハ11ー300だけでキハ25の出番は無さそうですね。
MNさん / 2016/01/01(Fri) /
今思えば…
お世話になります。
題名ですが、参宮線や多気=亀山のローカルにナコの75を使うとなりますと、昨年の3-6月頃、例えば
紀勢線キハ11引退前に、落成後の25を美濃太田に貸出、75改造済車を名古屋に貸出して一般車をワンマン改造にする等して
全車ワンマン改造しておいた方が良かったの
でしょうか?
車両改造は突然の話ではないでしょうから…

現状、イセの2連運用は殆どワンマンですから要員増は免れないかと…
関東人さん / 2016/01/04(Mon) /
初めまして。
初めてコメントさせていただきます。
高山線沿線に住んでいますので、少し期待していたのですが、残念の方が大きいですね。
個人的には富山発で高山に22:00頃高山到着の快速でも良いので欲しかったのですが、全く予定無しなので・・・・
またキハ75なら快速として走っても遜色ない走りができると思っていたのですが、やはりホームの高さの問題なのでしょうね。
あるいはJR西日本で特急を独自に走らせてくれないかなぁ。
現在金沢-高山行きの高速バスが以前の閑古鳥からかなり埋まっているようなので、快速でも良いので富山から直通の高山行きが増えれば結構お客さんが乗ると思うのですが。
ちなみに去年終わり頃に富山-高山間の高速バスが復活し、白川郷経由になったので、実質増便みたいな感じになっています。
megalithさん / 2016/01/12(Tue) /
大阪しなの廃止で…
大阪しなの廃止とのことですが、これによって383系の運用に余裕ができるはずです。
そこで、来年度は383系の機器更新、またはリニューアルがあるのでは?と予想します。
車齢20年前後になりますし、在来線車両の置き換えも一段落と思われるので、タイミングとしてはちょうどいいのではないかと考えた次第です。
NTMさん / 2016/01/14(Thu) /
キハ25 2次車増備完了
ご無沙汰しております。

1/13に日本車両より、キハ25 M112~114編成が出場したようです。
これにより、リリース通り2次車52両が揃ったことになります。

また、美濃太田車両区所属のキハ25-0・1000全26両に対して、ヘッドライトガラスの熱線化 および ホイッスルを床下から運転席直上へ移設する工事が進行中のため、名古屋車両区からM2編成が長期貸し出されています。1000代への施工が終了し、現在順次0代への施工中で、今月中には終了するものと思われます。施工は美濃太田車両区内で行っているものと推測されます。
DEJIさん / 2016/01/15(Fri) / URL
キハ25に小変化
最近、キハ25の連結器にカバーが取り付けられているのを見ました。鹿避けでしょうか?
沿線民さん / 2016/02/08(Mon) /
キハ25系M2
キハ25M2は1月31日(日)に海ナコへ返却されました。
ゆうすけさん / 2016/02/11(Thu) /
キハ75系
3月26日(土)ダイヤ改正より、紀勢線及び参宮線普通列車にキハ25系の他、みえ号の仲間を加わり、キハ75系でも運用することになりました。

キハ75系はワンマン以外で運用するのかな?
ゆうすけさん / 2016/02/11(Thu) /
ひだ号の編成どう変わる?
 時刻表の3月号が発売され、ひだ号の詳細ダイヤが見えてきた。

8号が富山始発となり、18号が高山始発となった。
8号の停車駅は他の富山始発と同じ、下呂、美濃太田となり、その他の駅は
10号へ、飛騨金山については、18号へ振り分けられた。

編成の詳細は時刻表からはわからないが、1号、18号からグリーン車が
消えている。
1号については4両で十分なため、10号と共通運用になると思われるが,
18号については、6両編成の運用だが乗車率がよく、7両で運用される日
も多い。
18号の編成が気になるところである。

また、改正前日の25日、ひだ19号にグリーン車が連結される。
翌日のひだ8号の送り込み(高山~富山間回送)と思われる。

(ひだ19号の4両化、下り自由席車3号車→1号車への変更等いろいろあるようです)
下呂の鉄ちゃんさん / 2016/02/21(Sun) /
名松線
改正後。朝にキハ25の運用があり、2/15に入線確認をしていますよ。
柴田さん / 2016/03/08(Tue) /
Re: 名松線
> 2/15に入線確認

しましたが、当面定期では入りません。
3月改定後はキハ11-300の独壇場(伊勢市~松阪は回送のみ)になりますが、検査が重なってどうにも足りない場合にのみ、キハ25が代走する可能性はあります。
DEJIさん / 2016/03/12(Sat) / URL
時刻表早売りより
昨日、時刻表4月号を購入しました。
紀勢線関係では、
・多気0637→亀山0730がワンマン→ツーマン
・322Dの紀伊長島停車時間が3分に
(三野瀬→紀伊長島も8分)
・「みえ」は殆ど変化なし
・名松線→紀勢線直通廃止
(最終のみ伊勢市行きになるであろう列車あり)
・一部列車多気駅で直通化
(このため、列車番号で表示が難しい)
・多気以南は325C~325D、326D、328D等がDのまま

雑感ですが、減車になっている列車(まさか322D?)「果たして、本当に25足りるのか?」
というのがあります。
関東人さん / 2016/03/18(Fri) /
高山線 ダイヤ改正
私も新ダイヤをJR東海のサイトの時刻表で見てみました。
高山線はひだ関係で多少変化があるかなと思ったのですが、運用には予想以上に変更が出そうです。
目立つものを挙げると、
・1719Dが4両→2両に減車(ワンマン化)
・1721Cが飛騨古川行から高山行に変更
・岐阜発の下呂行(休日のみ)と飛騨金山行が誕生
・太多線直通列車多数変更
といったところです。
1719D減車の2両については、後発の1725Dに振りかえたのかもしれません。
また細かい話ですが、JR東海の時刻表では「飛騨」の漢字が「飛驒」に変更になっていました。
NTMさん / 2016/03/19(Sat) /
蓋をあけてみると
外国人旅行客の増加のためか、ひだの編成数の増、普通列車の岐阜からの直行化など改悪にならず、改正になっています。
自由席の1号車変更は,乗務員が乗客の確認を容易にするためと思われます。車内改札がし易くなりますから・・・・。
ただ、自由席になったことで途中駅から1番A席/B席をキープ出来ず、運転席後ろのがぶりつきも、まず無理になってしまいました。
 
尚、ひだ18号は4両では足らず,キハ85ー200番台、2両の付属編成(5号車、6号車)を増結。
ひだ1号に連結されて折り返すもので、新しい運用。
富山からの付属編成にも連結出来る様、高山方が貫通タイプに。
改正初日はほぼ満員。ひだ8号の利用状況もまずまずでした。

キロハ組み込みの基本編成は1号車が貫通形に、モノクラス4連の1号車は非貫通形にそろえられたようです。

余談ですが、ひだ61号の折り返しの4月2日、6月4日分は18号に増結となっています。(4月2日のひだ1号の増結運用は無し)



下呂の鉄ちゃんさん / 2016/03/20(Sun) /
一運用だけある名松線キハ25
名松線の一番列車はキハ25ですね。
一往復はキハ25が運行のようです
柴田さん / 2016/03/26(Sat) /
キハ25
名松線に25運用はありませんね。
太多さん / 2016/03/28(Mon) /
海ナコキハ25
海ナコのキハ25は16運用+予備2編成と思われます。
 あと、キハ75での運転になるかと思われていた906D→913D(改正前915D)ですが,キハ25の4連で運転されている模様です。この改正でキハ25の4連運用は午前中と夜の344Dのみになった模様です。(夕方の934D,933D,938D,942Dなどはキハ25の2連)
 キハ25の4連運用列車
313-1500Kansai Lineさん / 2016/04/02(Sat) /
キハ75系
キハ75系紀勢線普通列車の運用せず、今も参宮線普通列車と快速みえ号で運用しています。

紀勢線普通列車全てキハ25系で運用しています。
雄介さん / 2016/04/03(Sun) /
Re: 海ナコキハ25
@NTMさん、@313-1500Kansai Lineさん、@雄介さん

紀勢線906D→913D(改正前915D)は元がキハ40系でしたので、改正後の所定はキハ75です。

岐阜発下呂行きの増発分は休日のみですので、キハ75ではなく海ナコのキハ25での運用になっています。(キハ75はみえの応援に行っていますので、代わりに名古屋区の25が高山線の応援に入る)
NONAMEさん / 2016/04/04(Mon) /
米原→大垣240F(米原18時40分発)
改正前悪名高いブツ4編成から313系の固定4連に変わり座席が20名増えました

トイレが二箇所あるから良いと言ってた輩も居ましたが、高々30分強のところにトイレ2つもいらないですよね(笑)
ぷさん / 2016/04/25(Mon) /
ナコ区配置両数
キハ11が6両となってますが、301と302が城北線所属のため、キハ11は4両、総数は150両です。
また、現在302が車検のため、ナコ区305が城北線に貸し出されている模様です。
キハ11-203と違い、城北線用の幕が用意されているようです。
通りすがりさん / 2016/05/29(Sun) /
名松線
名松線はゴールデンウィーク中はキハ25系M4号で運用していました。松阪駅名松線ホームで見ました。
雄介さん / 2016/06/02(Thu) /
気動車について
名古屋車両区は152両美濃太田車両区は63両
MFさん / 2016/06/07(Tue) /
Wirtten byyj2
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