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帰ってきたyokeのブログ。JR東海運用情報の更新情報も兼ねています。
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2010年12月22日

もうちょっと古いニュースになりますが、ICカード乗車券の相互利用を図る動きが出ています。現在でも、JR各社のカードは相互利用が進んでいますし、首都圏ではSuicaとPASMO、関西ではICOCAとPiTaPa、九州でもSUGOCA・nimoca・はやかけんが相互利用可能です。

しかし、その一方で、地域を越えた利用はかなり制限があり、JR系のカードもご当地以外では私鉄・地下鉄には乗れず、私鉄系のPASMOやPiTaPaは地域外では何も乗れないといった状況でした。私もPiTaPaを持っているのですが、関西以外での相互利用の話がずっと停まったままで、いったいどうなっているのやらと思っていたところです。

これがようやく「平成25年春」という具体的な目処を立てて、各社一斉に調製に入ったというわけです。


さて、manacaのお得度について、これまで地下鉄(名古屋市交通局)の話題ばかりでしたが、今回は名鉄を取り上げたいと思います。地下鉄については、従前のトランパス(ユリカ)や特別回数券と同じとは言えないまでも、全国的に見ればかなりお得なポイント制度を取っています。さて、名鉄はどうでしょうか。まず、そのシステムについて、公式発表を見てみましょう。

…どうでしょう?おわかりいただけたでしょうか?え?わからない?はい。私も最初さっぱりわかりませんでした(苦笑)要は、ポイント算定には、利用額に応じた還元率を与える「金額ポイント」と、利用回数に応じた還元率を与える「回数ポイント」の二つがあり、これを合算してマイレージポイントを算定するということのようです。

また、金額ポイントは、利用額を区切って、いくらからいくらまでは何パーセント、次のいくらからいくらまではさらに何パーセントと、偉くややこしい算定式になっています。これがとにかくピンと来ない理由でしょう。では、金額ポイントはいったいいくらになるのか、利用額に応じて算出してみることにします。

金額ポイント(名鉄)
1ヶ月の利用額 金額ポイント ポイント率
2,000 0 0.0%
5,000 60 1.2%
10,000 260 2.6%
15,000 560 3.7%
20,000 860 4.3%
30,000 1660 5.5%
50,000 3260 6.5%

さきほどの公式サイトには8%なんて数字も出ていましたが、ちゃんと計算式にあてはめると50,000円使っても6.5%程度です。また、5,000円~10,000円程度の利用ではわずか1~3%程度。2000円以上使えば10%の戻しがある地下鉄とはかなり差があるように見えます。

ただ、これは金額ポイントだけです。名鉄ではこのほかに回数ポイントも用意しています。要は利用額は少なくても、何回も利用してくれるお客さんを優遇しようということです。では、さきほどの利用額別金額ポイントに回数ポイントを合算した表を作ってみましょう。回数ポイントは、10回以下がポイントなし、11~40回までが利用額の3%、41回以上は利用額の6%が付与されます。表の中で棒線が引いてあるものは、おそらく組合せとしてなさそうなものです。

金額ポイントと回数ポイントの合計
利用額 10回以下
の場合
11~40回
の場合
41回以上
の場合
2,000 0 (0.0%) 60 (3.0%) -
5,000 60 (1.2%) 210 (4.2%) -
10,000 260 (2.6%) 560 (5.6%) 860 (8.6%)
15,000 560 (3.7%) 1,010 (6.7%) 1,460 (9.7%)
20,000 - 1,460 (7.3%) 2,060(10.3%)
30,000 - 2,560 (8.5%) 3,460(11.5%)
50,000 - 4,760 (9.5%) 6,260(12.5%)

こうして見ると、やはり上得意重視のポイント制度であることがわかります。回数券並の還元がほしければ、月に41回以上乗るか、4万円以上使えってなところでしょうか^^;
一方で、名鉄は地下鉄に比べると通勤定期の割引率が高めに設定されており、1ヶ月定期でも月に30~35回程度利用すると元が取れてしまうことがあるんですね。こんな状況下で、月に41回以上というのは、いったいどんな乗客を想定しているのか、ちょっと読み取れない感があります。

まあ、名鉄は地下鉄より客単価が高く、一方でもともとキロ単価も安めに設定してあるので、単純に地下鉄と比較するのは酷なのですが、巷で言われるように明暗くっきりというところでしょうか。

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