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帰ってきたyokeのブログ。JR東海運用情報の更新情報も兼ねています。
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2011年07月05日

なにげに思い立って、駅と配線なるカテを作りました。例によって、気分次第の不定期更新になると思いますが(笑)、第1回目は新守山駅です。

さて、新守山駅は中央線にあって、名古屋~高蔵寺間24.0kmのなかで唯一上下線とも客扱い可能な待避線を持つ駅です。1997年(平成9年)まで貨物駅としても機能し、というか、そっちがメインだったんでしょうね。現在でもホームは、貨物の仕訳線があった下り線の方から1番線、改札口にもっとも近い上り本線が4番線になっています。

貨物の仕訳線は1番線(下1)の西側に多数が設けられていましたが、現在はすべて撤去され、跡地にはパチンコ店とアピタ(スーパー)が建っています。以前はアサヒビール名古屋工場への専用線もありましたが、すでに撤去されており、引き上げ線と上下ホームの間の側線がかつての名残を留めています。

新守山駅の配線

現在の新守山駅の配線を以下に示します。下り用・上り用で島式ホームが2面あり、ともに本線と副本線(下1・上1)に挟まれています。列車が発着できるのはこれらの4線だけですが、側線扱いとして上2・上3の2本があります。直接本線には出られませんので、引き上げ線にいったん入れ換えてから、副本線に入る構造になっています。

この上2・上3は、貨物列車の発着がなくなってからも、しばらくナゴヤドームの波動客輸送に使われました。ドームでナイターがある日には、103系を上2・上3に待避させておき、試合終了後、大曽根に押し寄せるナイター帰りの客を運ぶ臨時列車が運行されたものです。これも、地下鉄名城線の延伸(ナゴヤドーム矢田駅開業)とともに終了しています。

新守山駅配線図

その後、上2・上3が使われることは見かけなくなりました。レールも真っ赤に錆びていますが、撤去される雰囲気もありません。どうするつもりなのかなぁ、と思っていたのですが、最近ある変化がありました。上2・上3の架線が撤去されているのに気づいたんですね。

昨年、新守山駅ではエレベータの設置工事にともない、上2・上3を一時的に工事ヤードとして使っていました。しかし、このときも架線はまだあったようです。以下の動画ではしっかり架線が残っているのがわかります。

ということは、工事完了後に外したんでしょうか。ひょっとして、撤去の前触れでしょうか。

側線撤去で速度制限なくなる?

ところで、新守山駅には下り本線のみ90km/hの速度制限があります(配線図の右上付近)。このあたりの下り本線は、上3との分岐器、下1・下り引き上げとのシーサスクロッシングが連続して、通過列車がそこそこ揺れるところです。

一方で、下り本線はここから庄内川を渡るため10パーミルの上り勾配にさしかかります。わざわざ上り勾配の手前で、速度を落とす「もったない状況」になってるんですね^^;

現行の速度制限の理由はよくわからないのですが、もし分岐器連続による列車の動揺を抑えるためなのであれば、上2・上3の撤去で分岐器が整理されると、速度制限は解消するのかもしれませんね。

…と見せかけて、架線が不要なレール運搬車のキヤ97が、上2・上3を使うのかもしれませんが(苦笑)。


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新守山
新守山の構内は昔の貨物扱いを実際に見たことがないのでホント不思議な線形ですよね
昔の貨物あとは今はパチンコ屋さんですしw
で、昨年度末にホームにEVが市の工事でつきました
その際、上2、上3を工事用ヤードとして使用したため架線は撤去され復旧されていません。
でも線路は埋められた状態から見事に復旧されましたね^^
線路を撤去するには国の届けやら色々と大変だからでしょうかね~
こんちはさん / 2011/07/09(Sat) /
昔の新守山
貨物の仕訳線は下り1番線の外側に位置していました。ここに出入りするには、下り引き上げ線から折り返す形になります。
下りの貨物列車は下り1番線(1番ホーム)に到着後、下り引き上げ線へ。
上りの貨物列車は、上り1番線(3番ホーム)に到着後、上り引き上げ線へ入り、折り返して上り2番・3番へ。さらに下り本線を横断して、下り引き上げ線に入ります。

上り線と下り線で、本線・副本線の位置が非対称(線対称でない)ですが、片側に貨物取り扱い設備があるので、入換列車があまり本線横断をしないようにしてあるわけです。
yokeさん / 2011/07/10(Sun) /
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