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帰ってきたyokeのブログ。JR東海運用情報の更新情報も兼ねています。
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2012年03月23日

私がやっているJR東海運用情報について、昨年からちょっと対応に困るメールが来るようになりました。何度返信しても戻ってきてしまうので、この場を借りてご連絡します。

まず、去年の夏頃、こんなメールをもらいました。アドレスから携帯メールであることはわかりますが、件名も署名もなく、本文が一行だけ。

「静岡の運用が違います。直してください」

直すのはいいんですが、どの部分が違っているのかが書いてありません。

もともと運用情報のページは、たくさんの方々からいただいた情報を元にしています。一部は私も自分で調べてはいますが、大半は多数の方のご協力によるもの。列車も多数ありますので、ただ一言「違う」とだけ言われても、どこをどう直すのかがわからないと手の打ちようがありません。とくに静岡(浜松地区)の運用は、節電ダイヤの影響を受けていて、途中で運用が変わってしまったことも話を複雑にしています。

そこで「どこが違いますか?」と返信したのですが、携帯メールでありがちな「パソコンからのメールを拒否設定」にしてあるらしく、エラーで戻ってきてしまいます。

仕方ないので、放置していると、またも同じアドレスからメールをいただきます。

「早く運用表を更新してください」

いや、だからね。どこが違うか言ってもらわないと^^;

もう一度返信を試みますが、やはり拒否設定のままで、どうにもなりません。

「運用が違う?早く直せよ」

メールは相変わらず1行ですが、言葉が荒くなってきました。しかもどこが誤りなのか、具体的な情報がないのも同じです。困ったなぁ。

「いつになったら、運用表更新するんだ。早く更新しろや!静岡地区の運用表」

ついにキレ始めます(苦笑)。それでも具体的な情報はなく、返信してもエラーになるのは同じです。そんなメールが何度か来ました。


そして、今月のダイヤ改正。まず、私がやらなくてはならないのは、運用表のベースになる部分。各列車の列車番号・種別・行先・時刻などの情報を、改正に合わせて書き直すこと。この作業、結構手間がかかるんですね。名古屋発着だけでも、東海道・中央・関西の各線に対して、それぞれ上り・下り、平日・土休日と、実に1600本もの列車が対象になります。

そんな中、また例の携帯メールが来ます。

「静岡地区運用表みれるように、してください。早めにお願いします?」
「早く運用表を更新して下さい?」

口調はやわらかくなりましたが、改正当日に2回の催促メールです(苦笑)。「順次更新していきますので、もうしばらお待ちください」とサイトにも書いておいたのですが、目に入っていない様子です。

なんとか20日には、浜松地区の新運用表をアップしたのですが、その後の22日にまたもメールが。

「静岡地区運用表更新して下さい?」

表自体はアップしてあるので、中身を早く埋めろということでしょうか。それには情報をいただかないと。もしここをご覧になっていたら、催促だけでなく、情報もくださいね。

飯田線追加の要望もいただくのですが

このメールに関連しての話題ですが、飯田線など他線区の運用表も追加してほしいとのご要望をよくいただきます。ただ、これ以上風呂敷を広げてしまうと、趣味のレベルを超えてしまい、私には管理できそうにありません。

この運用情報サイトは、1999年から始めており、当初は名古屋発着の東海道線・中央線・関西線のみを対象としていました。その後「浜松~豊橋」「大垣~米原」も是非追加して欲しいとの強い要望をいただき、追加に至ったものです。この追加にあたっては、それぞれの運用表の元データ(列車番号・時刻・行先など)を送ってくれた方もありましたが、その後のダイヤ改正に合わせて表を直していくのは、やはり私がやらなくてはなりません。

要望に応えてページを作ったのはいいのですが、運用情報そのものの情報提供が少ないと、表は白いまま。その状況に腹を立てて「情報が少ない!早く調べて更新しろ!」と掲示板に怒鳴り込んでくる方もいます。

そんなわけで、これ以上の追加はご勘弁願いたいというところです。ごめんなさい^^;


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2012年03月21日

またも、雑記です。お暇な方だけお読みください。


いわゆる「ゆとり教育」の見直し論が盛んになってから久しい。学習指導要領も「脱ゆとり教育」を目指し、今年度改訂実施された。ゆとり教育を受けた世代は、「ゆとり世代」と呼ばれ、何かにつけ「ぬるま湯世代」「低学力世代」といった負のイメージで語られる。本人に罪があるわけではないのに、ちょっとかわいそうだ。

ところで、ゆとり教育の象徴としてよく語られるのが、「円周率はおよそ3」である。世の中の人々は「円周率は3.14が常識」と思っているせいか、マスコミを中心に大バッシングの的となった。

私は、実際におよそ3なんだから、小学生に教える分にはそれでもよいと思うのだが、その反面、概数の概念を小学生に理解してもらうのは、逆に難しいのかもしれないとも思う。なぜなら、大の大人までが「およそ3」の意味を理解していないからだ。

なぜ円周率3.14にこだわるのか

そもそも論になってしまうが、みなさんは日常生活で円周率などを使うことがあるだろうか?おそらく多くの人は使わないと思う。役に立たない数学の知識として、三角関数がよく取り上げられるが、円周率も同様ではないか。

使うとすれば、私のような技術屋になるわけだが、逆に3.14は使わなくなってしまう。基本の式はπとしたまま導き、わざわざ円周率に数字を当てはめて式を書き直したりしない。式を使って実際に数字を求めるときは、関数電卓の[π]のキーやExcelのPI()関数を使うので、小数点以下10桁や15桁の円周率を使うことになる。

ほとんど日常生活で使わないのなら、3.14にこだわらず、アバウトな数字を覚えておくのも十分アリだと、私は思うのだ。たとえば、こんな問題。

  • 幹の太さが25cmの木がある。この幹の周りの長さは?

ここで、25に3.14をかけるのは間抜けである。木の幹など真円であるはずがないのだから、細かな数字にこだわっても意味がない。アバウトに3をかけて75cmと答えればよいのである。小学生に求められる知識というのは、こんなもので十分ではないか。

心配せずとも中学・高校へ進めば、どうせおよそ3だけでは済まない。先に出した技術屋の例のように、3.14ではなく数学的にはπを使うことになり、数値そのものよりπの性質に重点が置かれる。理科の問題では有効桁数が指定され、与えられた条件によって3.1でよいときもあれば、3.1415まで使うことが求められるときもある。こうなると、3.14を知っていることに大きな意味はない。

重力加速度はおよそ10m/s2

「それでもやっぱり、円周率3.14は常識として…」

そう考える方もあるだろう。おそらく3.14というのは、数学的な意味ではなく、歴史の年号と同じで、学校で習う常識キーワードみたいなものなのだろう。これを知らないと恥ずかしい、みたいなね。やはり円周率は頭3桁ぐらいは知っておかないと、と考えるのだろうか。

しかし、世の中には、3桁ではなく2桁で常識とされている数値も少なくない。たとえば、インチをセンチメートルに直す係数だ。これは、多くの人が1インチ=2.5センチと換算している。私は職業柄、1インチ=25.4mmを使うのだが、日常で使う分には2.5センチで十分だ。4インチが10cm、12インチが30cmと簡単に計算できる。このインチ換算については、2桁の2.5であることに疑問を持つ人はいないのだ。

また、理工系では重力加速度をよく使う。質量のkg(キログラム)を重さのN(ニュートン)に直すときの、1Gというヤツである。この数字も一般に9.8m/s2と2桁で認識されており、9.81まで使う人は少ない。そればかりか、ほとんど10に近いという理由で、アバウトに10倍して終わり、ということも常識として行われている。むろん小学校の話ではない、昔から中学・高校の理科はそうであったし、工学系の現業でも使うことがある。

重力加速度はおよそ10m/s2… これも「ゆとり」と断罪されるべきだろうか(笑)

「およそ3」の概念が難しすぎた?

例に挙げた「木の幹の太さ」や「重力加速度」で、アバウトな数字を使うことが正解となるのは、その数字の持つ精度が関連している。およそ3でいいとか、およそ10でいいというのは、与えられる数字の精度が低いときに、細かな数値を計算する意味がないからだ。細かな円周率や重力加速度を使って計算してもよいが、答えは与えられる条件の精度によって丸めなければならない。保証されない精度の数値を示してはダメなのだ。

逆に、真円にごく近い円の直径、あるいは質量などが有効数字10桁で与えられるときは、もっと細かな精度の円周率や重力加速度を必要とする。

このように、数値の精度とは、条件の有効数字に合っていればそれでよい。一概におよそ3を笑ってはならないし、3.14から一歩も動かないのもおかしいのである。

ここで、しかしながら、とも思う。およそ3の是非を語るには、このような有効数字の概念を理解しなければならない。高学歴を誇るはずのマスコミ各社の方々でさえも、有効数字の概念に結びつけて考えられない、ということは、やはり「およそ3」というのは非常に難しいテーマだったとも言える。大人でも理解できないのに、小学生に概数を教えるのは早すぎたのかもしれない。

2012年03月12日

JR東海が2010年(平成22年)から2013年(平成25年)にかけて進めている旧型車両の更新ですが、今年度(平成23年度)は飯田線119系の淘汰が重点的に進められました。これにともない、119系の置き換えにあたる神領区213系・313系3000番台の捻出準備が、2月末に整いました。そこで、2012年3月改正に向けた車両の動きについてまとめてみました。

119系置き換えのシナリオと神領区車両の動き

大垣車両区所属の119系を置き換えるにあたっては、次のような流れが基本となっています。

  • 神領車両区に313系1300番台等を新製投入
  • 新車投入により捻出した213系5000番台・313系3000番台を大垣車両区に転属
  • 213系・313系3000番台により、119系を置き換える
  • 飯田線での運用にあたり、213系はトイレ取付等の改造工事を実施

つまり、119系を直接新車で置き換えるのではなく、関西線・中央線木曽地区に新車を投入して、それまで使われていた車両を、飯田線に転属させる流れです。以下、神領車両区の車両の動きについて表にまとめてみます。

神領車両区車両の動き 2012年3月
編成名 形式 編成
両数
4次車
増備前
2012年
3月
増減
両数
備考
H編成 213-5000 2両 14編成
28両
-
(大垣へ)
▲28 大垣区へ全転属
119系の置き換え
B編成 313-1000
/1100
4両 5編成
20両
6編成
24両
+4 1編成新製
213系の置き換え
B300編成
→R100編成
313-3000
ワンマン
2両 16編成
32両
-
(大垣へ)
▲32 大垣区へ全転属
119系の置き換え
B400編成 313-1300
非ワンマン
2両 - 8編成
16両
+16 新製配置
213系の置き換え
B500編成 313-1300
(ワンマン)
2両 - 16編成
32両
+32 新製配置
313-3000の置き換え
C編成
→K50編成
211-0
(大垣区)
4両 -
(大垣区)
2編成
8両
+8 大垣区から全転属
213系の置き換え
増減 ±0  

このように313系1300番台(B400・B500編成)を投入。これによって213系・313系3000番台を捻出して、大垣区に転属しています。また、213系の捻出にあたっては、2連の313系1300番台だけではなく、4連の313系1100番台の新製や、211系0番台の大垣からの転属もあわせて実施されました。これによる神領車両区の車両総数に増減はありません。

なお、転属にあたり、神領区B300編成(313系3000番台)は大垣区でR100編成と改称。大垣から神領にやってきた211系0番台は、C編成からK50編成に改称しています。213系は転属後もH編成で変更はありません。

2種類の313系1300番台

313系1300番台は、転換クロスシートに車端部ロングシートの車内構成を持つ2両編成。さらに、仕様の異なる二つの編成があります。違いを以下に示します。

313系1300番台の差異(クリックで拡大)
B400編成とB500編成の差異
No. 項目 B400編成 B500編成
1 増粘着装置(セラジェット) なし あり
2 ワンマン設備 準備 対応
3 スノープラウ なし あり
4 霜取りパンタグラフ あり あり
5 発電ブレーキ装置 あり あり
投入数 8編成16両 16編成32両
置き換え対象 213系5000番台 313系3000番台

B400編成は非ワンマン・平坦線仕様となっており、213系の後継と位置付けられます。一方、B500編成は、ワンマン・勾配・積雪対応となっており、関西線のワンマンのほか、中央線木曽地区の運用もこなします。置き換えられるB300編成(313系3000番台)は、セミクロスシート車でしたから、関西線と中央線木曽地区は一気に転換クロスシートばかりになりました。

213系の改造について

飯田線に213系5000番台を転用するにあたり、近畿車輛で改造工事が実施されました。長距離運用を考慮してのトイレ取付、急勾配での運用に対して増粘着装置(セラジェット)の取付や半自動ドア(押しボタン式)などです。

詳細記事へ 詳細記事へ

改造は2編成ずつ7回に分けて実施され、全14編成の改造に足かけ2年かかっています。このため、前年度(2010年度)に4編成の313系1300番台(B400編成)を先行投入して、改造工事の捻出に充てられました。

213系5000番台 改造履歴(全編成完了)
改造順 編成名 入場日 出場日
1 H3・H4編成 2011年 1月7日 2011年 4月21日
2 H7・H8編成 3月10日 6月23日
3 H9・H10編成 5月19日 8月30日
4 H1・H2編成 7月2日 9月20日
5 H5・H6編成 9月9日 11月29日
6 H13・H14編成 10月27日 2012年 2月1日
7 H11・H12編成 12月8日 2月26日

神領車両区の陣容

さて、神領車両区所属車両の全貌を見てみましょう。形式は383系・211系・313系の3系列のみとなりました。番台区分や編成両数によって編成名は異なるものの、神領区は編成名も番台区分で区別しているため、編成名もA・K・Bの三つだけになりました。狙ったわけではないでしょうけどね(笑)。なお、B300は転属によって欠番となっています。

神領車両区編成一覧 2012年3月
形式 編成番号 編成
両数
編成数 在籍両数 備考
383系 A1~ 6 9 54 基本編成
A101~ 4 3 12  
A201~ 2 5 10 グリーン車なし
* 小計 * - 17 76  
211系 K1~ 4 20 80 5000番台
K51~ 4 2 8 0番台
K101~ 3 17 51 5000番台
* 小計 * - 39 139  
313系 B1~ 4 6 24 1000/1100番台
B101~ 3 7 21 1500/1600番台
B151~ 3 3 9 1700番台
B201~ 3 6 18 8500番台
B401~ 2 8 16 1300番台・非ワンマン
B501~ 2 16 32 1300番台・ワンマン車
* 小計 * - 46 120  
* 総計 * * 102 335  

313系もだいぶ増えましたが、神領の最大勢力はまだまだ211系です。また、313系4次車増備前に比べて、車両総数は335両で変化ありません。


2012年03月12日

たまには雑記でも。

筒井作品と七瀬三部作

私と同世代は筒井康隆に触れた人が多いのではないだろうか。ネットのない時代、この人の小説はエンタテイメントとして、他では得難いコンテンツであった。SFの大家としてのイメージが強いが、パロディや実験小説から純文学までその幅は広い。また、自分が取れなかった直木賞を題材にして選考委員を皆殺しにする作品を書いてみたり、差別表記を巡って断筆宣言をしたりと、話題の絶えない人でもある。

さて、筒井康隆原作の映像作品といえば、「時をかける少女」が広く知られている。近年だと深田恭子が演じた「富豪刑事」も記憶に新しい。しかし、それ以上に映像化された作品として七瀬シリーズが挙げられる。テレパス、人の心を読むことができる超能力者「火田七瀬」を主人公とした作品で、「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」の三部作からなる。

このうち、2作目の「七瀬ふたたび」は過去20数年に渡りたびたびドラマ化・映画化されてきた。ジジイの私は、七瀬といえば多岐川裕美のイメージが強いのだが(笑)、近年では蓮佛美沙子が演じたり、中川翔子がスピンオフ作品の監督を努めたりしたそうだ。

一方、3作目の「エディプスの恋人」は映像化ゼロ。1作目の「家族八景」は2度ほど単発でドラマ化されたことがあるが、このたび深夜ドラマとして放送中されることになった。

家族八景フルドラマ化

家族八景は、住み込みの家政婦として働く18歳の火田七瀬が、行く先々の家庭の内情を精神感応によってかいま見るストーリー。作品名のとおり、8つの短編で構成される。こう書くと、市原悦子の「家政婦は見た」のようだが、そこは筒井作品。人々の欲望・憎悪・嫉妬から断末魔まで、人間の狂気とも言える部分を描き出し、かなりエグイ作品に仕上がっている。

これまで2回ドラマ化されてはいるものの、いずれも時間帯はファミリー向け。筒井作品の狂気など伝えられるはずもなかった。それが今回深夜ドラマとして、8つの短編すべてを映像化する、これは大いに期待できると、思ったのだが・・・。なんと名古屋では放送しない。なんじゃそりゃである。頼むわ、CBC…。

監督:堤幸彦・主演:木南晴夏

この深夜ドラマ、監督には堤幸彦を据えた。筒井作品との堤監督のコラボ、うまく活かせると大化けするが、調子に乗ると暴走してしまう組み合わせだ(笑)。30分という限られた枠で、どの程度表現できるか、期待と不安が折り混ざる。それにしても、堤幸彦も名古屋出身のはず。頼むわ、CBC(2回目)。

また、脚本家陣には、舞台で活躍中の脚本家を揃えた。深夜ドラマに舞台のテイストは、個人的にお約束である。さらに言えば、計4話分の脚本を書いた佐藤二朗も愛知県出身。頼むわ…CBC(←しつこい)。

さて、今回七瀬を演じるのは木南晴夏。名前を知る人は少ないかもしれないが、個人的に注目の女優だ。勇者ヨシヒコのムラサキ、20世紀少年の小泉響子と言えば、あるいは「不幸の法則」の幸子、「銭ゲバ」で顔にアザのある少女と言えば、「ああ、あの子か!」とわかる人もいるのではないか。

童顔なので意外に思えるが、すでにデビューして11年。ちょっと吊りあがった、それでいて大きな目が特徴。それも白目の大きい「三白眼」なのだが、この目こそが彼女の武器。二十世紀少年では原作以上にコミカルな表情を作り、勇者ヨシヒコでは、主人公に貧乳を直言されショックのあまり白目をむき、コミカルばかりかと思えばミュージックPVに出演して人の涙腺を崩壊させる。

しかし、何でもできてしまうのでキャラが固定せず、いわゆる器用貧乏タイプであったのは否めない。一見して華のある女優でもないので、これまでドラマで主演の機会はなく、主人公の友達役に甘んじてきた。その一方で、主人公以上に目立ってしまうケースも多々あったのだが…。さて、家族八景では、個性を発揮する共演者の中にあって、逆に七瀬は傍観者の立場を演じることになる。傍観者として彼女はどんな目を演じているのか、頼むわ…CBC(苦笑)。

なぜか感想

地元で放送していないとはいえ、知人等の協力により私自身はなんとか視聴している。リアルタイムではないものの、やはり持つべきものは友達だ(笑)。で、感想。

このドラマ、ネットに上がっている感想を見ると、大きく二つに分かれている。一つは、もの足りないという意見で、これは原作を読んだことがある人に多い。一方、おもしろいとする人は、原作を読んでいない人に多い。私も原作を読んでいたため、最初はいまいち物足りなかった。通ぶるわけではないが、深夜にフルドラマ化で過度の期待をしすぎたようだ。深夜とはいえ、筒井作品の狂気を何でも再現できるわけではなく、スタッフも映像化にあたってはマイルドな表現を取ったと語っている。

ところが、回が進むにつれ、徐々におもしろくなってきた。原作と脚本がうまくこなれてきたのもあるかもしれない。最初は仏頂面なだけかと思っていた木南七瀬も、よく見ると目だけで巧みに感情を表現している。この子はやはりすごい。

そして、まだ見ていないのだけれども、原作でもっともエグイ話の第8話「亡母渇仰」。ネットには「観たら怖くて眠れない」との意見が多数。これは期待だ。


公式サイトリンク
2012年02月29日

ダイヤ改正を半月後に控えたJR東海ですが、車両の動きが続いています。26日、213系最後の改造編成が近畿車輛から改造工事を終えて出場。さらに、本日29日、中央線・東海道線でわずかに残っていた213系の運用が、先週投入された313系1300番台(B405~B408編成)に置き換えられました。

これで、神領車両区の213系の運用がすべて終了。213系全編成の飯田線転用準備が整った計算です。

また、関西線の313系3000番台(B300編成・ワンマン車)も、徐々に新車の313系1300番台(B500編成)に置き換えられており、大垣区への転属が進んでいます。ダイヤ改正に向け、119系の置き換えが加速するものと思われます。

213系5000番台これまでの動き

213系5000番台は、これまで関西線のラッシュ時を主として運用に就いていました。しかし、飯田線の119系を置き換える車両とすることになり、後継として新車の313系1300番台(B400編成)を投入。213系5000番台は、飯田線運用のため、トイレ取り付け・勾配対応など近畿車輛での改造工事が進められてきました。

詳細記事へ 詳細記事へ

改造工事は昨年初頭より行われ、今年の2月26日で全14編成の改造工事が完了しています。

この改造工事が進められている間にも、神領区への313系1100番台追加投入211系0番台の転属などがあり、6行路あった関西線の213系運用は昨年10月に消滅。捻出された213系は大垣区へ転属となり、昨年11月下旬より飯田線での運用を開始します。

一方、神領区に残っていた213系4編成は、その後も中央線・東海道線で3行路の運用をこなしていました。3行路といっても、平日は3編成を併結した6両編成を組み、高蔵寺~名古屋~岐阜~名古屋のわずか1往復の運用のみとなっていました。

今回、この運用も313系1300番台(B400編成)に置き換えられ、神領区の213系運用がすべて終了しました。まもなく大垣区へ転属し、飯田線の119系を置き換えるものと思われます。

213系5000番台 改造履歴(2012年2月末の状況)
改造順 編成名 入場日 出場日 改造 所属 備考
1 H3・H4編成 1月7日 4月21日 改造済 大垣区に
転属
飯田線で運用中
(H10編成は事故
により運用離脱)
2 H7・H8編成 3月10日 6月23日 改造済
3 H9・H10*編成 5月19日 8月30日 改造済
4 H1・H2編成 7月2日 9月20日 改造済
5 H5・H6編成 9月9日 11月29日 改造済 神領区 中央西線・東海道線
2月28日運用終了
6 H13・H14編成 10月27日 2月1日 改造済
7 H11・H12編成 12月8日 2月26日 改造済 26日出場・整備中

313系3000番台の動き

さて、213系は非ワンマン車ですから、飯田線のワンマン運用には使えません。ワンマン運用に充てられるのは、関西線・中央線(木曽地区)で運用されていた313系3000番台(B300編成)です。こちらも、神領区に新車(313系1300番台・B500編成)を投入し、捻出した車両を飯田線に転用する構図です。

捻出されたB300編成は大垣へ転属して、R100編成と改称。昨年11月より順次飯田線での運用を開始。また、今年の1月には、B500編成も16編成32両の投入が完了し、B300捻出のタマ数が出そろっています。ただし、関西線でのワンマン運行にB500編成が支障?を来していたためでしょうか、置き換えは比較的ゆっくり進んでいました。

それでも2月下旬になると、関西線で残る3000番台はB309の1本のみとなり、他の編成も転属が進んでいるようです。

神領区313系3000番台の動き(2012年2月末)
編成番号
(神領区)
車番 所属 転属時期 転属後の
編成番号
備考
B301 3013 大垣 2011年8月 →R101 飯田線で運用中
B302 3014 大垣 →R102
B303 3015 大垣 2012年1月 →R103
B304 3016 大垣 2011年11月 →R104  
B305 3017 大垣 2011年10月 →R105 飯田線で運用中
B306 3018 大垣 →R106
B307 3019 大垣 2012年2月 →R107
B308 3020 神領 - - ?
B309 3021 神領 - - 関西線で運用中
B310 3022 大垣 2012年1月 →R110 飯田線で運用中
B311 3023 大垣 2011年10月 →R111
B312 3024 大垣 2011年8月 →R112
B313 3025 大垣 →R113  
B314 3026 大垣 2012年2月 →R114  
B315 3027 大垣 2011年11月 →R115 飯田線で運用中
B316 3028 大垣 2011年10月 →R116

なお、転属したにもかかわらず、飯田線の運用に就いていない編成が表中に見受けられますが、これは神領に転属した211系0番台の穴埋め運用(東海道線)に回っているためです。


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