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帰ってきたyokeのブログ。JR東海運用情報の更新情報も兼ねています。
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2012年12月30日

私が運営しているJR東海 運用情報につきまして、みなさんから情報お寄せいただいている運用情報掲示板をこのたび移転することにしました。

2013年1月1日をもちまして新掲示板に移行いたします。旧掲示板は2013年2月まで閲覧可能ですが、新規投稿は新掲示板へお願いします。

運用情報掲示板はこれまで有志の方のご協力により、サーバーの一部を間借りして運営してきましたが、サーバー契約の更新に伴い移転することとなりました。有志の方のこれまでのご協力に、この場を借りまして、感謝いたします。ありがとうございました。

なお、移転するのは掲示板だけで、運用情報サイトやブログはこれまでどおりです。

掲示板を移転するにあたって

さて、ここからは雑談。掲示板の移転先探しの裏話を紹介します。

運用情報掲示板の移転先を探すにあたり、必要な機能をまずピックアップしてみました。

  1. 等幅フォントで表示できること。
  2. スレッド式ではなく、時系列投稿であること。
  3. 過去ログがたくさん残せること。
  4. 投稿番号表示機能があること。

基本はこの4つ。まず、等幅フォント表示は絶対でした。列車ごとの大量の情報を表形式で投稿いただくにあたり、位置が揃わない可変ピッチフォントは避けたかったのです。

また、投稿形式は路線別に分けたスレッド式でもよいのですが、複数の路線の投稿をいただく場合もありますし、投稿情報管理も複雑になります。ここはやはり時系列式にしたい。さらには過去情報の確認もしたいので、過去ログも簡単に見たい。情報管理にあたっては、投稿番号の表示機能がほしい。

逆に、画像や動画の貼り付け機能は不要で、とにかく大量のテキストを円滑に扱える掲示板がほしかったんですね。サーバーごと借りるつもりもないので、この希望にあったレンタル掲示板を探すことにしました。

難航する場所探し

ところが、移転場所探しは難航します。何よりレンタル掲示板自体が少ないんですね。たとえば、ここのブログを提供している忍者ツールズは、掲示板サービス自体がありません。その他、いろいろ探してみますが、情報を見つけてもサービス自体が休止になっていたりと、レンタル掲示板そのものが多くありません。

それに加えて上の4つの条件をクリアするのは、とても無理です。とくに投稿番号機能は皆無に等しく、さらに等幅フォントもごく限られたサービスしか実施していないんですね。

まあ、これも当然のことで、サイトを一から作って掲示板を併設するスタイルはとにかく面倒。もっと簡単なサービスが豊富な現在では、主流からとっくに外れています。名だたるホームページ開設サービスも次々とサービスを終了するなか、簡単に作れる『ブログ』にはコメント機能が標準でくっついており、掲示板は不要。もっと簡単なmixi・twitter・FacebookといったSNSは、それ自体が掲示板のようなものですしね。売りの機能も、無味乾燥なテキストの管理(笑)ではなく、画像や動画の貼り付け・他のSNSとの連携などに主眼が置かれています。

さらに言えば、個人レベルのネット環境は、PCからスマホやタブレットに移行してきており、私のようなweb1.0の管理者は時代の流れを強く実感するところです。

結局teacupに

そんな中で唯一使えると判断したのが、掲示板老舗のteacupでした。思えば、私がteacupで掲示板を作ったのが1997年のこと。当時は個人のサイトにはteacupの掲示板がぶら下がっているのがお約束でした。その後、いろんな変化がありましたが、さすが老舗、古くさい機能もたくさん残してくれています。先の条件に当てはめてみましょう。

  1. 等幅フォント - 表示可能
  2. 時系列投稿 - 可能
  3. 過去ログ - 無料版1000件・有料版2000件
  4. 投稿番号 - なし。ただし…

なんと4つのうち3つはクリアしています。

また、投稿番号機能はないのですが、記事を1件ずつ表示する機能があり、アドレス欄で投稿番号がわかるようにはなっています。そこで、フリースペースに強引にJavascriptを埋め込んで、投稿番号を入れるとその投稿が表示されるようにしてみました(笑)。本来、body要素ではなく、head要素に書く部分まで強引に押し込んだのですが、何とか機能するようです。いまのところ、Internet Explorer9.0・Chrome23のほか、iPhone(Safari)でも動作を確認しています。ただし、構文に厳しいFirefoxでは確認していませんので、ブラウザによってはおかしくなるかもしれません。

なお、現在無料版を使っているため、広告がちょっとウザイのですが、しばらく運用してみて問題がないようでしたら、有料版に移行する予定です。


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2012年12月27日

先週、2013年3月改正の概要が発表になりましたが、改正にともなう車両の動きも明らかになってきました。新たに判明した情報は以下のとおり。

  • 313系8000番台(8500番台)は快速として使用
  • 117系の定期運用は、改正を待たず2月中に置き換え
  • 373系は豊橋以西で運用しない

すでにご存知の方も多いと思いますが、これは某労組がネット上で公開している情報です。公式発表以外の情報もよく掲載されるので重宝しているのですが、いつのまにかサイトの構成が変わっていて気付くのが遅れ、今朝知人から聞いてはじめて気付きました^^;

では、明らかになった情報に、私見を加えて(要らない?)お伝えします。

313系8000番台 - もともとは103系の置き換えだった?

313系8000番台
313系8000番台

次回ダイヤ改正で廃止となるセントラルライナー。充当されていた313系8000番台(8500番台)もお役ご免となり、「今後どうするのか?」や「どこかに転属か?」との憶測も飛んでいます。しかし、転属は原則としてありえません。朝ラッシュ時の車両が足りなくなるからです。

313系8000番台は、1999年に313系の一次車として3両編成が4本計12両が投入されました(その後、2次車2本が追加)。1次車の投入は以下の計画であったと推測されます。

  • 中央線名古屋口に313系を投入して、103系50両を置き換えの対象とする
  • 8000番台(3両編成)を4本(12両)投入
  • 残りは1000/1500番台をそれぞれ3本、計21両投入
置き換え対象だった103系
置き換え対象だった103系

8000番台は、中央線朝ラッシュの普通・快速運用に使うことを前提として12両を投入。足りない分を1000/1500番台として投入した、こう考えることができます。「どうせ置き換えるなら、昼間に小銭が稼げる車両にしよう」「全部は無理だから、残りは一般仕様にしよう」こんなコンセプトが見えてきます。少々極論ですが、

  • 103系の置換え車両は8000番台が基本
  • 1000/1500番台は数合わせであった

こう考えると、1000/1500番台の3本ずつという半端な新製本数も納得できます。なお、合計33両ではまだ不足するので、木曽地区や関西線用に新製した3000番台を間合いで使ったり、1000/1500番台の予備車を211系と共通化するなどして車両を捻出しました。

そんなわけで、セントラルライナーがなくなっても、もう一つの目的である朝ラッシュ輸送からは外せませんので、即座に8000番台を転属・他線に転用することはできないんですね。むろん、代わりに別の車両が入ってくれば別ですが。

313系8000番台 - ホームライナー運用は?

さて、「快速として使う」との言質が取れた313系8000番台。快速だけに使うなら、無駄に豪華(?)で、立つ場所も少ない車内を一般化改造することも考えられます。一方、ダイヤ改正でセントラルライナーはなくなっても、ホームライナーは朝・夕~夜に運転を継続します。8000番台がホームライナーに充当されることはないのでしょうか。これを検証してみましょう。

まず、朝のホームライナーは充当されないと考えられます。前述のとおり、313系8000番台は朝ラッシュの快速・普通運用にしっかり組み込まれており、他所から別の車両を持ってくるか、大幅な減車でもない限りはホームライナーに回す余裕はありません。また、朝のホームライナーは、下り「特急しなの」の名古屋への回送も兼ねています。中央線の朝の上りダイヤは限界に達しており、ライナー以外に回送列車を仕立てる余裕はありませんので、これまでどおり383系電車が使われることになるでしょう。

一方、夕方~夜間のホームライナーに充当される可能性は大きいようです。ダイヤ改正で昼間のセントラルライナーは全廃となりますが、18時・19時発のライナーはホームライナーとして事実上運転を継続します。このほか、夜間にかけて1時間ヘッドで計5本のホームライナーを運転するのですが、運用をたどっていくと383系だけではすべてのホームライナーを運転できないことがわかりました。18時から19時にかけて383系が足りなくなるんですね。最低1本は別の車両、つまり313系8000番台が充当されることになるでしょう。

下の図は、夕方から夜間にかけてのホームライナー(新ダイヤ)と現行の快速列車のスジをつなげて、運用が回るかを考えてみたものです。


物理的には2行路で可能(注:根拠のない想像図です)

ご覧のとおり、18・19・20時頃のホームライナーが瑞浪止まりとなったこと、ちょうど瑞浪発名古屋行きの快速で帰ってこられることなどから、2行路で十分運用がまわります。これに313系8000番台を2編成並結した6両×2セット(4編成分)を突っ込めば、8000番台だけで夕方~夜間のホームライナーすべてを運行することもできます。8000番台は6編成ありますので予備も確保できます。

現行の夜間のホームライナーは、しなのの回送を兼ねておらず、わざわざ神領区からホームライナーのために名古屋駅まで送られ、中津川到着後にまた神領まで回送しています。現状が無駄の多い運用なので、全部が313系8000番台に変わる可能性は十分にあります。ただし、瑞浪5号は折り返して回送したのち、多治見発快速という強引なところもありますので、可能性は7:3ぐらいかなと個人的には思っています。

117系は2013年2月に置き換え

117系は現在5行路の定期運用が残っていますが、最初に挙げたとおり労組情報によれば、ダイヤ改正を待たず、2月中には313系への置き換えが完了するとのことです。なお、リリースにもあったようにイベント用(TRAIN117)は残るようです。

大垣区117系の現状(2012年12月末)
編成番号 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116 備考
S2 108 48 48 24  
S3 112 60 60 30  
S7 111 56 56 28  
S9 28 45 45 207 TRAIN117
S11 25 49 49 206 国鉄色
S12 24 47 47 205  
S13 26 51 51 204  

373系の豊橋以西運用消滅

ダイヤ改正のリリースで、名古屋~豊橋間のホームライナーが全廃となったことから、おおかた想像はしていましたが、東海道線の豊橋以西に373系が来ることはなくなるとのことです。

特急東海・ムーンライトながら・東京~静岡の普通列車、さらに名古屋地区のホームライナーと、どんどん運用が減る373系ですが、今後は波動輸送や臨時列車の運用が多くなるのでしょうか。

追記 - 時刻発表

新ダイヤの時刻が発表になりましたので、新たな予想を立ててみました。

すべてではありませんでしたが、夕方のホームライナー瑞浪は313系8500番台の担当が確定。一方、117系は2月で運用を離れることはなく、改正直前まで走るようです。


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2012年12月21日

2013年3月16日に実施されるダイヤ改正の概要について、本日JR東海より発表がありました。

名古屋地区の在来線では、中央線に大きな動きがあります。セントラルライナーの運転とりやめ、昼間から夜にかけてのパターン見直しなどが大きなニュースと言えるでしょう。

その他、東海道線については、ラッシュ時の快速・普通の増発と編成増強。その一方で、ホームライナーの運転本数縮小が発表されています。関西線は大きな動きがありません。

中央線 セントラルライナー運転取りやめ

セントラルライナー

ダイヤ改正のたびに、なくなるのではないかと噂されていたセントラルライナーですが、2013年の改正で運転を取りやめることになりました。

セントラルライナーは、1999年12月のダイヤ改正で中央線(名古屋~中津川)に登場した定員制の有料ライナー。特急の間合いでラッシュ時に運転するホームライナーは以前よりありましたが、セントラルライナーは、データイム(昼間時)を中心に運転するのが特徴。車両は専用の313系8000番台を新製投入。JRセントラルタワーズの開業もあいまって一時は人気を博し、臨時の増結や車両の追加投入も行われました。

その一方で、昼間時の全席有料・自由席なしという設定に疑問の声も少なくありませんでした。車両は一般車に比べて多少豪華ではあったものの、座席はリクライニング機構もなく、朝ラッシュには快速・普通に使われるため片側3扉を設置。座席が少ない上に、ライナー運用の際には中央の扉を閉め切るという特殊な運用となりました。さらに、もともと毎時快速4本・普通4本のダイヤであったダイヤのうち、快速1本をライナーに振り替えて設定しため、ダイヤが不均等で使いにくいものとなり、近距離客を中心に不満の声が上がっていました。くわえて運転本数の少ない多治見~中津川間では、救済措置として乗車整理券不要の扱いが採られるなど、とにかく存在自体がややこしい列車でした。

こうした状況を受けて、2008年にセントラルライナーの開けたダイヤの穴を埋めるべく、普通列車が毎時1本増発されます。この当時、中央線のデータイム輸送量は、名古屋市内の地下鉄的な利用に比重が移っていったんですね。さらに名鉄も昼間の全車有料特急を大幅に縮小。長引く不況の中、存在意義がいよいよ怪しくなってきます。

そして、今回の改正。ついに、セントラルライナーの運転取りやめとなったものです。

さて、昼間時の中央線の運転パターンについて、CL設定時の1999年・現行(2006年~)・2013改正後のそれぞれ表をにして比較してみました。今回は、公式のプレスリリースにある別紙資料(PDF)の出来が非常によいので、そちらを見てもらった方がわかりやすいかもしれません(笑)。

中央線下り 1999年~
名古屋発・種別 行先
00 特急 長野
03 快速 中津川
10 普通 高蔵寺
18 快速 多治見
25 普通 瑞浪
30 CL 中津川
37 普通 高蔵寺
45 快速 多治見
52 普通 多治見
中央線下り 2008年~
名古屋発・種別 行先
00 特急 長野
02 快速 多治見
09 普通 高蔵寺
15 CL 中津川
17 普通 多治見
24 普通 高蔵寺*
32 快速 中津川
39 普通 多治見
47 快速 瑞浪
53 普通 高蔵寺
中央線下り 2013改正
名古屋発・種別 行先
00 特急 長野
02 快速 瑞浪
09 普通 多治見
16 普通 高蔵寺*
24 快速 中津川
31 普通 多治見
39 普通 高蔵寺
46 快速 中津川
53 普通 高蔵寺

と、こんな具合です。現行のダイヤ(2008年~)は、快速とセントラルライナーを合わせて15分ヘッドで運転し、その間にランダムな行先の普通列車が1~2本走るダイヤでした。

改正後は、快速3本をほぼ20分ヘッドとして、その間に普通を2本(一部1本)走らせるダイヤ。ちょうど夕方ラッシュ時の快速3-普通6のダイヤから、普通を1本間引いたような形になっています。ただし、ダイヤを調整して、運転間隔があまり開かないように工夫はされているようです。

パッと見はセントラルライナーの純減に見えますが、一方で多治見止まりの快速が中津川まで延長されており、実質減はライナーの名古屋~多治見間のみと言えるでしょう。ライナーの愛好者の方はともかくとして、多くの利用者にとって実効本数は変化がなく、むしろ乗換やライナー待避が不要となることで、かえって使いやすいダイヤになったような気がします。そもそも2008年の改正で普通列車の増発がなされていますしね。

中央線 夕方ラッシュ

同じく中央線について、夕方ラッシュを見てみます。セントラルライナーは運転を取りやめることになりましたが、ラッシュ時の有料ライナーは需要がありますので、ホームライナーとして運転を継続します。ただし、ホームライナーとセントラルライナーは、停車駅に違いがありますので、ちょっとした変更が加えられています。以下、パターンの比較を表に示します。

中央線下り 夕方ダイヤパターンの比較
現行ダイヤ 改正ダイヤ 摘要
名古屋発・種別 行先 名古屋発・種別 行先
00 CL 中津川 58 HL 瑞浪 繰上げ・種別変更・運転区間縮小
02 普通 瀬戸口 02 普通 瀬戸口  
08 快速 中津川 08 快速 中津川  
14 普通 多治見 14 普通 多治見  
22 普通 高蔵寺 22 普通 高蔵寺  
28 快速 中津川 28 快速 中津川  
34 普通 多治見 34 普通 多治見  
40 特急 長野 40 特急 長野  
42 普通 高蔵寺 42 普通 高蔵寺  
48 快速 瑞浪 48 快速 中津川 運転区間延長
54 普通 多治見 53 普通 多治見 1分繰り上げ

セントラルライナーは名古屋市内の停車駅が名古屋・金山・千種のみで、新守山で先行の普通を追い抜くダイヤでした。しかし、下りのホームライナーは名古屋~大曽根間各駅停車のため、後続の普通列車(毎時02分発瀬戸口行)が2分続行で走るには厳しいダイヤです。そこで発車時刻を2分繰り上げ、後続の普通列車との間隔を拡げたようです。また、大曽根の次の新守山で先行の普通を追い抜くのもダイヤ上厳しいので、神領または高蔵寺で追い抜くダイヤとしたのでしょう。先行の普通列車(毎時54発多治見行)も名古屋駅の発車時刻を1分繰り上げています。

また、現行のダイヤは、毎時3本ある快速のうち1本を瑞浪止まりとし、瑞浪以遠へは後から追いついてくるセントラルライナーに乗り換えるダイヤでした。セントラルライナーの多治見~中津川間は乗車券だけで乗車できるので、乗車整理券を持たない乗客でもライナーへの乗り換えが可能でした。

改正後は、全区間乗車整理券が必要なホームライナーとなったため、逆にライナーを瑞浪止まりとし、先行の快速(中津川行きに延長)に乗り換えるダイヤに変更されています。

中央線 夜間

続いて夜間です。20時ごろから、中央線はホームライナーが約40分間隔で運転されていましたが、運転本数を見直し、1時間ヘッド(毎時58分)に変更されています。本数としては1本減った勘定ですが、代わりに中津川行きの快速(名古屋21:08発)が増発されています。

東海道線

東海道線は快速の増発・延長運転が発表されています。ただし、よく見ると、同じ時間帯のホームライナーが運転を取りやめることになっており、ライナーを快速に振り替えたと言うべきでしょうね。トータル本数的には大垣→名古屋で1本減のようです。

この改正で、名古屋~豊橋間を走るホームライナーは平日・土休日ともに全廃となりました。

その他

関西線は新幹線接続のため、快速みえの時間を若干変更したのみの発表です。

サービス関係では、東海の在来線特急は車内販売をすべて取りやめるとのこと。新幹線のミュージックチャンネルもひっそりとサービスを終了します。

追記 - 2013年3月改正車両の動きは?

この記事に多数のコメントをいただきましたが、とくに今後の車両の動きについて注目が集まっていることから、別記事を起こしました。

新たに明らかになった新情報のほか、313系8000番台の処遇などについて予想も含めまとめました。


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2012年12月18日

すでにニュース等では報道されていましたが、交通系ICカード主要10種の相互利用を2013年3月23日より開始することが決定し、本日加盟各社より一斉に公式発表されました。また、JR東海と近鉄のIC連絡定期の発売も同日より開始することになり、合わせて発表がありました。

交通系ICカード10種の相互利用 3月23日より開始

まずは公式発表のリンクを紹介しておきますが、別添のPDFファイルはどこのリリースも共通なので、JR東海のニュースリリースのみを貼っておきます。

以下の表は、相互利用が可能となる10種のカードをまとめたものです。表内の数字は、2012年12月現在における発行枚数・会員数(PiTaPa)で、リリースの資料より抜粋したものです。

2013年3月23日より相互利用が可能となる交通系ICカード
  JR系 民鉄・公営系
北海道 Kitaca
(45万)
-
東日本・関東 Suica
(4,127万)
PASMO
(2,152万)
東海 TOICA
(140万)
manaca
(266万)
西日本・関西 ICOCA
(744万)
PiTaPa
(230万)
九州 SUGOCA
(80万)
nimoca(181万)
はやかけん(44万)

交通系ICカードは各地域で独自の展開がなされたことから、主要なカードだけでも10種に及んでいます。地域内の相互利用や、JR系の相互利用はある程度可能でしたが、地域を越えた相互利用は制約が大きく、とくに民鉄系・公営系のカードは一部を除き、ほとんど地域外での利用ができませんでした。2000万枚以上の発行枚数を誇るPASMOでさえ、ちょっと西へ行くとまったく使えない有様だったんですね。

そこで、2010年より相互利用に関する検討が始まり、今回の公式発表に至ったものです。これにより1枚のICカード乗車券で、全国的にかなりのエリアをカバーできることになります。manacaで東京の電車に乗ったり、北海道で利用したり、Suicaで名鉄に乗るなんてこともできるようになります。

ただし、何でもかんでも共通かと言えば、そうではありません。定期券は作れるカードが限定されますし、マイレージポイントなどの特典までは共通利用できません。manacaで東京の定期券は作れませんし、Suicaで名古屋の地下鉄を利用してもポイントは貯まりません。このあたりの詳しい話は、以下の過去記事に詳しく書いています。

さらに、JRの会社境界の壁は解消しておらず、エリアを跨いでの利用はまだできません。JR東海エリアから直接JR東日本エリアや西日本エリアへ行くのに、ICカードが使えないのは相変わらずです。熱海・米原に立ちはだかる壁は予想以上に険しいですね。

また、この10種のカードの中で唯一ポストペイ(後払い)方式を採っているPiTaPaについては、相互利用の際にはポストペイとせず、付随するチャージ機能を使うことになります。PiTaPaは交通利用額の請求が後から来る後払い方式が基本ですが、現在でもJR西日本に乗るときはチャージをして使います。

電子マネー(買物利用)も共通利用・ただしPiTaPaは除く

公式リリースには10種のカードの電子マネー相互利用についても同日に開始するとあります。すでに交通利用では相互利用をしつつも、電子マネーの相互利用ができなかったTOICAとmanacaもやっと利用が可能になるわけですね。交通系ICカードでの電子マネー機能と言えば、コンビニ利用がもっとも多い利用シーンなのですが、愛知県下のコンビニはTOICA陣営とmanaca陣営にきれいに分かれており、使いづらいことこの上なかったのですが、ようやくこれも解消となります。

一方、電子マネーの相互利用に関しては『PiTaPaを除く』となっていています。PiTaPaにはチャージ機能もあるので、相互利用もできなくはないのでしょうが、PiTaPaとしてはポストペイ決済を進めたかったのでしょうか。

なお、PiTaPaですが、お膝元の関西でも使えるコンビニがほとんどありませんでした。私も関西へ出かけるとコンビニの支払いにはPiTaPaが使えず、TOICAを使う有様で…。ところが、先月末に大きな異変が起き、サークルKサンクスが関西および三重県の店舗(1,141店)でPiTaPaの後払い決済を導入しています。サークルK・サンクスと言えば東海地方が地盤であり、関西でPiTaPaを使える事実上唯一のコンビニになるとは、ちょっと意外でした。

JR東海・近鉄は連絡定期券も合わせて発売開始

主要ICカード10種の相互利用が開始となる来春3月23日、JR東海と近鉄の連絡定期券も発売が開始となります。

この連絡定期券、JR東海で発売する場合はTOICAで、近鉄で発売する場合はICOCAでの発券となります。先日の記事でお伝えしたとおり、近鉄は今年12月よりICOCAを本格導入し、ICOCA定期券の発売を開始しています。近鉄はPiTaPa定期券を導入していないので、連絡定期券もICOCAで実施するというわけです。このほか、磁気券でも発行が可能とのこと。

連絡定期の接続駅は、名古屋と桑名の2駅。それぞれの接続駅で発行可能な定期券の範囲が限定されており、名古屋接続の場合で東海道線は大垣~豊橋間、中央線は瑞浪まで。高山線や太多線との連絡定期券は発行不可です。

一方で、もっと需要がありそうな、近鉄と名古屋市営地下鉄の連絡定期券は、発表がありません。近鉄とmanacaとの連絡定期券については、いまのところ公式な発表は何もないんですね。需要は大きいと思いますので、いずれは実現するとは思うのですが…。

東海地方 主要4社局のICカードと連絡定期
鉄道事業者 基本カード 連絡定期の相手先
JR東海 名市交・名鉄 近鉄
JR東海 TOICA (TOICA) TOICA *TOICA
磁気券
名古屋市交通局
名鉄
manaca manaca (manaca) 不可
近鉄 PiTaPa
ICOCA
*ICOCA
磁気券
不可 **(ICOCA)
  • * JR東海と近鉄の連絡定期は2013年3月23日から
  • ** 近鉄はPiTaPa定期なし
  • TOICAでJR東海~市バスの連絡定期は不可(manacaは可能)。
  • JR東海~名鉄バスの連絡定期は一切不可。

おまけ manacaの発行枚数について

最初の表を見て驚かれた方もあるかもしれませんが、manacaの発行枚数が266万枚に達しています。別の出典(IBMのソリューション事例)によれば、今年4月の段階で250万枚に達していたとのことで、サービス開始からわずか1年あまりで、交通系ICカード第4位に躍り出たことになります。今年4月と言えば、回数券は廃止、トランパスの利用もできなくなっており、これらがなくなる前に買い溜めしておいた人も、あきらめてmanacaに移行した時期ですね。

さてmanacaには、名鉄系の(株)エムアイシー発行のものと、名古屋市交通局系の(株)名古屋交通開発機構のものがありますが、今年の4月の段階(総計250万枚)での内訳は以下のとおりです。

  • 140万枚 - 名古屋交通開発機構(名古屋市交通局・あおなみ線・ゆとりーと)
  • 110万枚 - エムアイシー(名鉄・豊橋鉄道)

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2012年12月12日

先日当ブログではJR東海117系について、12月に行われた運用変更情報および現状の編成表などを以下の記事でお伝えしましたが、

また、新たな動きがありました。一つは、中日新聞で報道された117系の定期運用が来春で終了するという発表。もう一つは、さらに2編成が廃車回送されたという話題です。

JR東海117系 来春で定期運用終了

昨日(12月11日)のことですが、夕方から当ブログおよびJR東海運用情報のアクセス素が激増。何だろうと思って調べてみると、中日新聞ウェブサイトに以下の記事を発見。

記事によりますと、JR東海の117系電車は来春(2013年春)に定期運用から引退。一方で、イベント列車(TRAIN117のことと思われる)は残るとのことです。また、117系のこれまでの歴史を、国鉄名古屋鉄道管理局長・JR東海初代社長を務めた須田寛さん(現JR東海相談役)のコメントともに掲載しています。

4年前に313系4次車の投入が発表となった際、旧型車両を一掃するという発表がありましたので、わかりきっていたことではあるのですが、「117系が引退」と正式に発表されたのは、おそらくはじめてですね。

来春はおそらく2013年3月のダイヤ改正と思われます。117系は今月初めに運用を減らしたばかりであること、今年度投入分の313系のうちまだ16両分が製造中であることなどから、ダイヤ改正の直前まで運用そのものは残るものと思われます。

S16・S17編成が廃車回送

先日の記事でお伝えしたとおり、今月より117系は大幅に運用を減らし、前回のダイヤ改正時(2012年3月)から4行路減って5行路となりました。一方で、10編成(TRAIN117を除く)が大垣区に所属していましたので、予備1編成を考慮しても4編成が余剰となる計算です。このため、近々廃車が進むかもしれないと記しておきましたが、運用変更から2週間と置かずに、本日(12月12日)2編成が新たに西浜松へ廃車回送された模様です。

大垣区117系の現状(2012年12月)
編成番号 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116 備考
S1 30 59 59 209 リニア鉄道館へ
S2 108 48 48 24  
S3 112 60 60 30  
S4 105 44 44 22 廃車
S5 107 52 52 26 廃車
S6 106 46 46 23 廃車
S7 111 56 56 28  
S8 109 50 50 25  
S9 28 45 45 207 TRAIN117
S10 29 57 57 201 廃車
S11 25 49 49 206 国鉄色
S12 24 47 47 205  
S13 26 51 51 204  
S14 110 58 58 29 廃車
S15 22 43 43 202 廃車
S16 27* 53 53 203 本日廃車回送 *クハ116PTなし
S17 23 55 55 208* 本日廃車回送 *クハ117PTなし
S18 104 54 54 27  

上表中、ピンク地は展示車となった車両、水色地はウィンディスペース改造車・編成、グレー地は廃車・廃編成を示します。また、クリーム色はATS-PT車上装置搭載車を示しています。編成は右側が米原方です。

今回廃車回送されたのは、S16編成とS17編成。この2つの編成はともに、ATS-PTの車上装置を片方の先頭車にしか搭載しておらず、ほかの編成と必ず併結して、ATS-PT未搭載の先頭車が編成の先頭に出てこないように運用されていました。この特殊事情のため、廃車候補の筆頭であったわけですね。

なお、S16・S17編成の先頭車はATS-PTの搭載工事を受けていたのですが、イベント車両であるTRAIN117に改造を受けたS9編成がATS-PT未搭載であったため、先頭車の差し替えを行ったという経緯があります。

追記 さらに2編成(S8・S18編成)が廃車回送

追記です。S16/S17編成の廃車回送から1週間後の12月19日、S8/S18編成も西浜松へ送られました。現役車両だけの編成表にまとめると以下のとおり。

大垣区117系の現状(2012年12月末)
編成番号 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116 備考
S2 108 48 48 24  
S3 112 60 60 30  
S7 111 56 56 28  
S9 28 45 45 207 TRAIN117
S11 25 49 49 206 国鉄色
S12 24 47 47 205  
S13 26 51 51 204  

すっかり寂しくなりましたが、これで117系は一般6編成+TRAIN117が1編成の陣容となりました。現在の一般運用は5行路ありますので、予備を1本確保すると過不足のない計算。2013年2月に置き換えとなるまでは、この体制が続くものと思われます。


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