先週10月5日に、神領区に配置となった313系1300番台(B505~B508編成)のうち、B508編成が本日10月13日営業運転に入ったことを確認しましたので、お知らせします。
B508編成が入っていたのは、神領17:36発の名古屋行164Mと、その折り返しの名古屋18:08発・快速中津川行き2729Mです。これは8月にB501~B504編成が初運用となったときと同じダイヤ。水曜日に車両区へ配置され、試運転を1週間行った後、翌木曜日に運用開始というスケジュールも同じです。
このまま木曽地区の運用に入るものと思われます。このまま8月と同様、中央線木曽地区の運用にB505~B508編成が入ると、8本ある313系3000番台の運用がすべて置き換わることになります。
主たる運用先 | 運用数 (行路数) |
備考 |
---|---|---|
関西線(名古屋~亀山) | 7(8) | |
中央線(中津川~松本) | 8(8) | B500で置き換え完了? |
予備 | 1(0) |
コメントで指摘をいただきましたので、ちょっと表を修正して、解説を加えます。
表中の運用数、関西線7・木曽地区8は、一般に運用本数が確定する朝ラッシュ時の運用本数です。一方、括弧書きの行路数は、朝ラッシュ以外を含めた運用数です。関西線は朝は7運用なのですが、夜は8運用に増えるんですね。午後には木曽地区の必要本数が一本減るので、その分を関西線に回していたわけです。
ところが、今年に入って関西線と木曽地区の運用が分離されたらしく、双方に8本ずつの運用数が必要な状況となっています。必要編成数としては予備編成も1本確保されているものの、運用分離のため、見かけ上の本数が確保されないことになっているわけです。
…と書いたところで、この行路数は誤りであることがわかりました^^; 以下の記事をごらんください。
さて、木曽地区の置き換えが完了したとなると、気になるのは関西線です。
関西線には213系の置き換え車として、313系1300番台B400編成(非ワンマン車)が4本、211系0番台が2本、さらに313系1100番台1本の新製により捻出した211系5000番台1本が入っており、すでに213系は関西線から撤退しています。
その一方で、関西線の313系3000番台は、まだ動きがありません。また、関西線から撤退したとはいえ、213系も3運用が中央線等で残っています。残っている213系のうち、2編成が10月27日に近畿車輛へ送られる予定で、その代替車も気になるところです。
ネットでも予想が飛び交っていますが、ポイントとなるのはB400編成はワンマン対応となるか否かでしょうね。
313系1300番台B400編成は、現在のところワンマン準備工事がなされているのみで、ワンマン運用には使えません。このため、213系の置き換え車と考えれば、車番の空いている313-1305~1308をB405~B408編成として新製すれば勘定が合います。この場合、313系3000番台の置き換えに別途ワンマン車を投入することになります。B500編成をさらに8編成投入するか、あるいはスノープラウやセラジェットのないワンマン仕様として、B600とかB350などの編成名でやはり8本を投入することも考えられます。
一方、B400編成にワンマン工事を施す場合は、B400が関西線B300の置き換え対象となります。213系の置き換えには、313系1300番台のほか313系1100番台(4両編成)をもっと増備する方法も考えられます。
10月27日の甲種までには、なんらかの動きがあるものと思われますが、どうなるでしょうか。
木曽地区のB500編成置き換えを新記事にまとめました。