前スレ前回の記事「神領区313系3000番台 大垣車両区へ転属」に、たくさんのコメントをいただきありがとうございました。せっかくですので、整理の意味を含め、新記事を立てることにしました。
ひとつ大きなエポックとして上がってきたのが、大垣区所属211系0番台の神領転属というウワサです。真偽のほどは定かではありませんが、なぜB6編成を1本だけ増備したのか?、また3000番台が転属して足りない分はどうするのか?などの疑問に、ぴったり答えてくれるのもまた事実です。
まず、211系0番台のおさらいから。JR東海の211系と言えば、東海独自仕様の5000番台が大半を占めます。一方で、国鉄時代にセミクロスシート・4両編成の0番台がわずかに2編成だけ配置されています。その後増備もされず、現在まで陣容は変わりません。ただし、313系の登場時に120km/h化対応工事を受け、311系とほぼ同一性能とされています。
現在の211系0番台の運用は以下のとおり。間合い(?)の新快速運用もありますが、平日と土休日で運用が全然異なるなど、少々もてあまし気味の運用です。
神領から大垣へ313系3000番台が4編成8両転属となった現在、次は211系0番台が動く可能性が十分に考えられます。沿線の方は運用のチェックをお願いします^^;
211系0番台の転属が事実とすると、みなさんのコメントやネットの情報からしっくりくるシナリオは以下のようなものです。
これらをまとめると以下のとおり。
編成名 | 形式 |
編成 両数 |
4次車 増備前 |
現状 2011/8 |
将来予測 | 増減 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
H編成 | 213-5000 | 2両 |
14編成 28両 |
10編成 20両(※) |
- (大垣へ) |
▲28 |
※4編成8両 改造中 |
B編成 |
313-1000 /1100 |
4両 |
5編成 20両 |
6編成 24両 |
6編成 24両 |
+4 | |
B300編成 |
313-3000 ワンマン |
2両 |
16編成 32両 |
12編成 24両(※) |
- (大垣へ) |
▲32 |
※4編成8両 大垣へ |
B400編成 |
313-1300 非ワンマン |
2両 | - |
4編成 8両 |
8編成 16両 |
+16 | |
B500編成 |
313-1300 (ワンマン) |
2両 | - |
4編成 8両 |
16編成 32両 |
+32 | |
C編成 |
211-0 (大垣区) |
4両 |
- (大垣区) |
- (大垣区) |
2編成 8両 |
+8 | |
増減 | ±0 |
これで神領区は増減なし。2両編成の213系の後釜に、4両編成も3本が使われることになりますが、以前も書いたように213系の現運用は4両固定で可能な運用が結構あります。
また、飯田線には213系・313系3000番台の計30編成60両が入りますが、うち3000番台の2編成を211-0の運用に充てることで、大垣区~豊橋の送り込み運用も可能になります。飯田線は52両相当ではないかとのコメントもいただいていますので、可能性は十分にありそうです。
さて、このシナリオ通り動くかどうか。今後に注目しましょう。
9月8日に神領区に211系0番台がいるのを確認しました。