ちょっとサボり気味になってしまったこのブログですが、マニアックな鉄ネタはちょっとお休みして、密かにお気に入りのキッズドラマーを紹介してみようかと。キッズドラマーと言えば、四日市の中学生ドラマーが有名ですが、今日紹介するのは8歳の女の子です。
2年ほど前になりますが、ふとカシオペアの曲が聴きたくなった私は、Youtube検索をしておりました。そこで目にとまったのがSmile Again(結構難しい曲)のドラムをコピーするアマチュアドラマーの映像でした。楽器はぜんぜんできない私ですが(笑)、なんとなく牽かれてそのドラマーさんのユーザーページを覗いたところ、まだちっちゃな女の子がドラムを叩いている映像も出てきました。
この子が佐藤奏(さとう・かなで)ちゃん(ちなみに弟は響(ひびき)くんだそうで、いかにも音楽好きなパパが名付けた名前ですね)。アマチュアドラマーのパパと奏ちゃんが楽しそうにドラムの練習をしている映像がたくさんアップされていました。右の映像は5歳のとき。途中で飽きてたのか、後ろ向きになってドラムを叩いています^^;
「そうだよなあ。親にとって子供ってこの頃が一番かわいいんだよなぁ」と、最初は自分の娘が小さかったころを懐かしむような気持ち(笑)で見ていたのですが、この子だんだんうまくなっていくんです。パパのDNAか、英才教育か?小学校に入る前にライブ出演もこなすようになります。
この子に着目していたのは私みたいな素人ばかりではなかったようで、とあるイベントスタッフが奏ちゃんの動画を見て、イベントに招待します。このイベントで、鉄の方にもおなじみの向谷実(元カシオペア・キーボード)と6歳にしてセッションを果たしてしまいます^^
年齢差半世紀(笑)のセッションに、向谷氏からは音のちっちゃな神保君(カシオペアのドラマー・神保彰)の称号をもらいます。
ふつうキッズドラマーといえば、派手なドラムソロを力一杯どっかんどっかんって感じなんですが、奏ちゃんはちょっと違います。無駄な力は入れず姿勢も崩さず、派手なドラミングよりも、リズムの勉強をしっかりやってきてるって感じです。8歳にして好きなミュージシャンは神保彰にスティーブガッドと言うだけのことはあって、裏リズムやサンバキックもばっちり。独自のグルーヴ感ですでに貫禄さえ感じます^^;
そんな奏ちゃんの最新作がアップされました。先日のライブでDomino Line(Casiopea)を完コピしたものです。しばらく見ない間に力強さも加わり、手数も増えたようです。4:05からのドラムソロも必見ですよー。
Domino Line / Casiopea(cover) by 8years Drummer Girl