本日、JR東海より、2011年3月12日(土)に実施するダイヤ改正の発表がありました。
在来線関係では、
このように、関西線方面というか、ほぼ『快速みえ』に的を絞った改正です。
これまで『快速みえ』は2両編成が基本で、土休日および金曜日に数往復が4両編成で運転される程度でした。このためよく混雑し、とくに名古屋~四日市間はよく混んでいたようです。関西線は乗客数が増加傾向にあり、2009年3月に名古屋~亀山間の快速が毎時1本増発されたのですが、今回さらに『快速みえ』の編成増強となりました。伊勢神宮は平成25年(2013年)に式年遷宮が予定されており、このための先行投資かもしれません。
さて、編成増強にあたっての車両ですが、ちょうどキハ25形気動車が落成しています。キハ25を武豊線に割り当て、本数に余裕の生じたキハ75形を『快速みえ』に使うといったところでしょうか。一応、ニュースリリースのPDFでは、キハ75っぽい絵が描かれています。そういえば、キハ25の詳細仕様はなかなか発表になりませんねぇ^^;
また、快速みえは平日朝に1本が増発となります。これまで、土休日に限り運転されていた『快速みえ51・52号』を毎日運転とするようです。これに合わせて、平日上りのみ運転されていたホームライナー四日市は運転を取りやめます。事実上、ホームライナーの運転区間延長・下り増発ってとこですね。
このほかの在来線関係の発表は、時刻の変更がある程度で、とくに大きな変更はないようです。
一方、新幹線については、毎度おなじみ『N700系運転列車を増やします』が大半。九州新幹線の開業もJR東海には何処吹く風といった感じで、まったく触れてないのが印象的です。また、300系・700系は自由席が全席禁煙となります。N700系と異なり、喫煙コーナーはないので、愛煙家の方はこれまでとは逆にN700系を狙いましょう。( ´ー`)y-~~