JRグループから平成30年3月(2018年3月)のダイヤ改正概要について発表がありました。JR東海のプレスリリースはこちら
東海は新幹線も含めて小振りな改正のようですが、ちょっと気になる記述もあります。
さて、JR東海運用情報関係分(名古屋地区の普通・快速)について、概要をまとめてみました。
大きな変更はありませんが、最後に挙げた点が気になりますね。それぞれ見ていきましょう。
リリースの最後にしれっと書いてあったのですが、リニア工事の関係で名古屋駅の2番線を一定期間使用停止にするとのことです。
配線略図を見てわかるとおり、2番線は東海道線の上り本線で、快速等が発着する番線です。
現在、1番線(上1)に普通列車を待避して同一ホームでの緩急接続を行っているのですが、どうなるんでしょうね。同一ホーム乗換はできなくなるのでしょうか?
あるいは、タワーズの新築工事中のときのように、1・2番を閉鎖して、3・4番線を上りのメインホームとするのでしょうか?その当時より列車本数も増えているので、気になるところです。
刈谷発5:50に名古屋行きを増発しますが、これ土休日限定です。平日はありません。
どうやら臨時のぞみ90号(名古屋発東京行き)に連絡するための列車のようです。のぞみ90号は土休日のほか、休翌日も走るようですが、平日朝の増発は運用上難しいのでしょう。
中央線は21時台以降の上りの運転間隔を10分間隔に揃え、最終の時刻を少し繰り下げます。一部リリースから引用すると、こんな感じ。
ただ、見てわかるとおり、中央線上りの夜間はもともと運転間隔がほぼ10分間隔だったんですよね(苦笑)。見方によっては、快速を含めて均等化しているので、快速通過駅にとっては不均等なダイヤになったとも言えます。
また、中央線の上り最終は、下り最終に比べてとても早いのが特徴。名古屋で上りの最終が着いた後、下りがまだ3本残っている状況に変化はないようですが、少しでも繰り下げてくれるのは結構なことです。
武豊線から名古屋に直通する列車のうち、武豊線内にも通過駅のあった「快速」が、武豊線内各駅停車の「区間快速」に統一されます。
もっとも、快速はレアな種別で、土休日の上り早朝に1本あっただけでした。