ご注意 この記事は2015年3月に書かれたものです。同年7月に運用変更があり、高山線のキハ40系は運用を終了しました。
以前の記事で高山線・太多線のキハ25充当列車の行路図(2014年12月時点)を載せたところ、ダイヤ改正で変更になった現在でも相当のアクセスがあります。
そこで、ネットで情報をかき集め、2015年3月改正時点の高山線・太多線の運用図を作ってみました。一部想定も含みますので、不完全ではありますが、キハ25に加え、キハ75・キハ40系の区別も付くようにしました。よろしければ参考にしてください。
下の画像をクリックorタップすると、PDF形式で開きます。iPhone・iPadをお使いの方で表示が乱れる(縦長に伸びる)場合は、iBooksで開いてください。
列車の色分けですが、
です。
現在のところ、キハ25形は1000番台(ロングシート)のみの運用で、0番台(クロス車)は運用に就いていません。キハ75は転換クロスシート、キハ40系(40・48)はセミクロスシートです。
また、1本線・2本線の使い分けですが、
としてあります。このうち、3両編成はずっと3両のまま運用され、分割したりくっつけたりはありません。一方、2両⇔4両は運用中に分割・併合があります。また、キハ40の単行は改正でなくなりました。
さて、こうして見ると、とくに高山線北部には相当数のキハ40系の2連が走っていることがわかります。中には、昨年12月にいったんキハ25-1000となった車両が、またキハ40系に戻っているものもあります。また、キハ75の運用北限は、ステップとホーム高さの関係で、下呂までとなっています。
上の図は平日のものですが、美濃太田~猪谷間に関しては、土休日も基本的に運用は同じです。土休日行路は以下をご覧ください。
岐阜~美濃太田~多治見間は列車本数が比較的多いので、別途抜粋して図を作っています。こちらも平日です。
高山線の岐阜~美濃太田間には、キハ40系の3連が朝夕を中心に結構走っていますね。太多線に関しては、大半がキハ75で、キハ25-1000が少し混ざっている感じです。ちなみに、私の知る限りキハ75の4両(2+2)は太多線(美濃太田~多治見)にしか走っていないようです。
土休日版もアップしました。美濃太田以北と異なり、岐阜~多治見間の土休日は運用・ダイヤともに平日とは相違があります。
土休日はキハ75が快速みえの応援にあたるため、キハ75(2連)の運用は絞ってあり、平日より1行路少ない4行路になっています。
キハ40系(40・48)の運用は2015.3改正後も、2連が5行路・3連が2行路を残しています。まだステップ取り付けが完了していないキハ25形0番台(計10両)と、日車で改造中および未転属のキハ75(計6両)の代走ではないとか見られています。現状のキハ25とキハ75の動向については、3月20日の記事をご覧ください。
キハ40系の運用が残るのは7月頃までと言われていますので、その頃には、
に置き換えられるものと思います。これを表にまとめてみました。
線種 | 行路数 | 現在 2015年3月 | 置換時 2015年7月? |
---|---|---|---|
7行路 | キハ25-1000(2両) | ||
5行路 | キハ40系(2両) | キハ25-0(2両) | |
5行路 | キハ75形(2両) | ||
2行路 | キハ75形(3両) | キハ75形(3両) | |
2行路 | キハ40系(3両) |
このように、最終的にはキハ75とキハ25だけになりますが、キハ75は2連と3連、キハ25は0番台と1000番台、これら4つの行路に分けられることになるようです。ただし、予備はキハ75・キハ25でそれぞれ2両ずつとなる計算です。
つまり、キハ25については、クロスシートの0番台と、ロングシートの1000番台はそれぞれ独立した運用となる見込みで、平たい話が青い線以外はクロスシート車と考えていただければよろしいかと思います。今一度高山線北部の運用図を見ていただくと、高山線北部はなんとなくクロス車を集めているようにも見えます。ただし、0番台には予備車がないので、突発的に1000番台のロング車が代走することもあるとは思います。
高山線・太多線・平日・土休日の各PDF(4ページ)を一つのファイルにまとめたPDFもアップしました。
一つ一つ開くのが面倒な方はこちらをどうぞ。4ページありますので、ページをめくってご覧ください。
運用図を作るにあたり、以下のサイトを参考にしました。
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