2015年3月改正の時刻表が発売になりました。発売日は明日25日なのですが、会社帰りにジュンク堂に寄ったら、普通に置いてありました(笑)。まだ、ざっとしか見ていませんが、当サイト関連で気付いたところなどを簡単に書いてみます。
まずは、電化開業後初の改正となる注目の武豊線です。列車番号は5xxD(ワンマンは5xxC)から、6xxF(ワンマンは6xxG)となり、東海道線直通の区間快速には28xxFが与えられています。気付いた点は以下の通り。
武豊線内は若干のスピードアップがなされているようです。ラッシュ時は変化が見られませんが、データイムを中心1~2分程度の所要時間短縮が見られます。
また、ダイヤ改正のニュースリリースで発表になっていた夕方の増発のうち、武豊線内運行の増発分はワンマン列車で設定されるようです。このワンマンの運用がどうなるのか、ダイヤ図を描いてみたところ…。
青いスジがワンマン列車ですが、なんと折り返し列車がありません。武豊駅は事実上棒線駅なので、そのまま折り返すしかないのですが、戻る列車が設定されていないことから、折り返しは回送になるようです。ワンマンのほか、区間快速の2868Fも折り返しは回送のようです。この影響で20時頃は上りが1本減っています。
さて、気になる名古屋以遠の直通列車。数は多くありませんが、送り込みを兼ねて朝と夜に数本が設定されています。
とくに注目は、大垣発・武豊/浜松行(106F)でしょう。この列車、大府で分割して、武豊行きと浜松行きに分かれます。途中で分割する列車は、最近のJR東海では珍しいですね。ただし、逆の併合はさすがに設定がありません。JR東海は場内信号機に誘導信号機を設けない方針のようですから、仕方のないところでしょうか。
続いて、高山線と太多線。武豊線の電化で余剰となるキハ75が転用され、とくに太多線はキハ75とキハ25だけの運行になると発表されています。では、ダイヤも変わっているかと言えば、ほとんど変化なしといった印象です。所要時間もとくに短縮されたような傾向は見あたりません。一部、行先が変更されている列車はあるものの、直通扱いが別列車扱いになったり、その逆がある程度で、ダイヤそのものは大きく変わっていないようです。
ダイヤ改正のニュースリリースでは何の発表もなかった中央線ですが、若干の変化が見て取れました。
まずは朝ラッシュのスピードアップについて。すべてではありませんが、2分程度の所要時間短縮が図られている列車が散見されます。とは言っても、以前の改正で大幅にスピードダウンしたのを少し見直したようです。中央線は2012年のダイヤ改正で朝ラッシュの所要時間を大幅に伸ばした経緯があります。主として停車時間の増ですが、さすがに伸ばしすぎたようで(笑)、無理のない範囲で停車時間を少し縮めたようですね。
最終の順序変更ですが、現在、[快速]瑞浪・[普通]多治見・[普通]高蔵寺の順に最終列車を運転しています。改正後は[快速]瑞浪と[普通]多治見の順序が入れ替わり、[快速]瑞浪最終は、名古屋0:05発に繰り下げられます。
時刻表を手に入れたばかりなので、関西線や東海道線はまだ詳しく見ていません。というか、東海道線の時刻表はそろそろ豊橋あたりで分割し、平日と土休日に分けてほしいものですね^^; 名古屋地区の東海道線は、すべての列車に【土休日運休】・【土休日運転】の注釈があり、恐ろしく見づらいです。じっくり比較するのは中部編時刻表が出てからにしようかと思っています。
関連記事