先日の記事でお伝えした、大雨の影響により7月9日から不通となっていた南木曽の中央線ですが、8月6日始発より平常ダイヤで運転を再開することになりました。
不通となっていたのは、中央線のうち坂下~野尻間。普通列車は代行バスが運転されましたが、「特急しなの」は全区間で運休。土石流により橋桁が流されるという大規模な被害であったことから、復旧は難航が予想されましたが、お盆休みを控えて急ピッチで復旧作業が行われたようです。
2011年の身延線・紀勢線の被害では運休が長期に及び、取り残された車両を迂回ルートで回送するという珍しいことも行われましたが、今回はそこまですることなく開通にこぎ着けました。
なお、特急しなのに使われる383系は大半が休んでいる一方、一部の編成は中央線のホームライナーは平常通り運行されました。ただ、ホームライナーは折り返して特急となるものがあります。この特急は運休しているので、そのまま同じスジで最高速度130km/hの回送列車として神領区まで運転。普通列車が新守山で回送列車を待避する姿も見られました。
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